シアター貸切でしたw
某映画って「ハピネス」だよ。
若者に服を売るために作られているのは承知。
ロリィタ全盛期の設定ではなくて現在が舞台のため
ヒロインが死ぬ前に聖地巡礼するイ○ワが在庫のしょぼいイ○ワで草。
令和風にイ○ワの在庫をショボくしているのに若者がiPhoneを電話と目覚まし時計としてしか使いこなしていなくて違和感。
イ○ワ大阪店への地図だか住所を「プリントアウト」していて、iPhoneあるのに、地図をプリントアウトするのか!って思った。
それと授業中電話かけてくる描写なんかも、ものすごく違和感ある。ポケベルや携帯メールの時代ですらテキストベースのコミュニケーションがあるのに、なぜ通話にこだわるのか。
ハリウッド作品が2000年のものを2020年代設定にする時は、監督が知り合いの子供とかから聞いて
デジタル脳に歩み寄るらしいが、そのような努力は感じなかった。
TikTokやXやマップというアプリなしに令和の若者を描こうとしたのは・・・どうなのかな?
深刻な病気や障害をかかえた人ほどTikTokで発信する時代に発信しない令和の若者像は無理があると思った。
少なくとも「1912年にあえて古くなったヴィクトリアンやロココを積んだ船で最先端の通信技術擦ってスラング使ってます」っていうタイタニックの通信士のほうが今の若者らしいと思ってしまうのです。
他の違和感としてはヒロインがロリィタをはじめる前の私服にロリィタブランド顔負けのおしゃれなトーションレースが使われていてこんなにおしゃれな服を探せる人がロリィタに強い憧れを持つことがあるか?という違和感。
レースに詳しい人ならすべてを相対化しそう。
主演よりサブキャラのほうが演技が上手に見えてしまうのも微妙なポイント。
おいしそうな食べ物を食べてるシーンごとに「彼氏が願いを叶えてくれてよかったね!」っていう気持ちにはさせてくれるんだけど・・・。全体的にダメ。
短い期間の残る恋愛体験をテーマにした映画を見るなら「(500)日のサマー」のほうが自分は好きですね。誰も死なずに人生が続いていくだけだけど。
シアター貸切は貴重な体験でした。ペットボトルをぺこぺこガチャガチャやっても怒られないし(食べ物持ち込みできるシアターさんです)。100均で購入したタリーズのTea Gardenおいしゅうございました。