母趾のつけ根が飛び出し、

その先が小指側に曲がってしまった状態ですが、

日本人が靴を履くようになってから

足の代表的な疾患となり、

痛みに耐えながら過ごしている人も多い病気だよね。

 

手術の術式も150種類以上あるらしい。

外反母趾とは

母趾がMTP関節で小指側に曲がり、

HV角が20度以上になると外反母趾と診断されるようです。

HV角が20度~30度は軽度、

30度~40度が中等度、

40度以上が重度と分類されているというのです。

生まれつきの足の形、

遺伝も影響するようで生活習慣と組み合わさって

一定の条件を満たした場合に、

外反母趾が発症するようで、

自然治癒することはない・・・。

 

エジプト型は要注意とか・・・

母趾より示趾の方が長い形をギリシャ型、

母趾の方が長い形をエジプト型、

同じ長さの形をスクエア型(正方形型)といい、

日本人の場合はそれぞれ25%、70%、5%の比率と言われて、

最多を占めるエジプト型は、

体重がかかったときに足全体の均衡を保とうとして

母趾のつけ根にねじれた力がかかりやすく、

その力を逃すために関節が内側に変形し

外反母趾となることがあるので要注意らしいです。

 

人間は進化の過程で足のアーチ構造を獲得し、

踏み出す動力を産み出すバネ作用、

接地の衝撃を緩和するクッション作用、

片足でも倒れにくくなる安定作用があるけど

使われないとね・・・。

 

このアーチ構造は

足の裏の足底筋膜という強靭な線維束によって作られ、

このうち縦のアーチが弱いタイプを偏平足、

横のアーチが弱いタイプを開張足と言われているけど

靴を履いているとね・・。

 

エジプト型の足と同様に、

偏平足や開張足でも

母趾のつけ根にねじれた力がかかりやすく

外反母趾になりやすいという論文もあるようだよ。

 

外反母趾の発症に影響を与える生活習慣は

靴の装用以外に報告されていないらしく、

特定のスポーツを行うと発症しやすくなるといった報告もないようです。

 

靴を履く習慣があるとはだしに比べ明らかに発症しやすくなり、

幅の狭い靴では

鶏眼(魚の目)、

胼胝(タコ)、

外反母趾と増え、

かかとの高い靴は胼胝と外反母趾が増えるというデータがあるようで、

どの種類の靴をどの程度の時間使用すると発症するかというのは未定らしく、

幅が狭いハイヒールが

外反母趾発症のリスクを高くするのは間違いないようです。

 

 

 

5.治療方法には、

保存療法として①靴の指導、②運動療法、③装具療法、④薬物療法があるようです。

 

* 靴の指導として。   

痛みの軽減および変形の進行を抑えるため、

拇趾のつけ根がフィットして指先はゆったりとした形で、

ヒールは低く、

柔らかい素材の靴が推奨されています。

またアーチを補強するような形のインソールを併用することも有効だと・・。

市販のインソールが合わない場合、

医師の処方の下、義肢装具士がオーダーメイドで作る方法もあります。

 

*     運動療法には。

ゴム紐を両足の母趾にかけて離す方向に力を入れるHohmann体操が有名で、

軽度から中等度の外反母趾に対して痛みを軽減する効果が期待できるようです。

また足の指でグゥーパーを作って指を開く母趾外転筋運動も

軽度から中等度の外反母趾に対して若干の変形矯正効果が期待できるようです。

 

* 装具療法として。

痛いところを除圧するパッド、

歩行時や夜間に使用する矯正用装具、

靴指導でも述べたアーチを補強するインソールの3つに分けられます。

いずれも痛みを軽減する効果はありますが、

使用を中止すると痛みが再燃してしまいます。

また矯正用装具は

HV角を3~7度程度改善する効果が期待できますが、確実ではないようです。   

 

* 薬物療法には。

湿布、軟膏、クリームといった消炎鎮痛剤入り外用薬は

他の保存療法と併用することによって痛みを軽減させることができます。   

 

*手術療法は?

変形が進み保存療法では痛みが抑えきれない場合は、

手術療法の適応となります。

術の術式は多数あり、

変形の程度、

足全体の形、

体形、

年齢、

関節リウマチなどの合併症の有無、

仕事内容、

入院できる日数などを考慮して最適な術式を選択します。

 

それぞれメリット・デメリットがありますので、

手術を受ける際には執刀医からよく説明を聞いてください。

外反母趾は

初期に治療を開始すれば

 

保存療法のみで日常生活を快適に送ることも可能ですが、

放置すると変形が進行して手術が必要になってしまいます。

また外反母趾と思っていたら

関節リウマチなど他の病気が原因だったということもありますので、

母趾の変形・痛みを感じたら早めに整形外科を受診しましょう。

そして普段から幅が狭くヒールの高い靴はなるべく避けるようにしましょう。

 

 

#ウッドタップのこころよい刺激で、免疫力を上げていきましょう。

 

 

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