スピリット

スピリット

自分的に楽しい(面白い)お話が書けたら良いかなと思うのと、

皆さんに気に入っていただけたらいいなと思っています!

気長にお付き合いしてくださいね!



主に取り扱っているのは異世界ファンタジーラブコメディ(?)です。ぜひお目を通してみてください!

初めての方もそうでない方もお越しいただきありがとうございます!

 ここでは自分の想像赴くままに「君と僕と精霊と」と言うお話を書かせてもらっています!
駄文で、読みづらい部分も数々あるかと思いますが 末永くお付き合いしていただければ嬉しく思います!

まだまだ未熟者でございますが、どうぞ皆さんよろしくお願いいたします!
面白く、感動していただけるお話を一生懸命作っていきますのでお願いします!

※それでも精進しない場合がございます。そのときはお教えくださいませ!(><;)

※ただいま作者の勝手な都合により 不定期更新中です。
ご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ありません。



では、皆様どうぞ
お話をのぞいてみてください!下のリンクは目次へと続いております!

 長編小説  「君と僕と精霊と」 終了

         「君と僕と精霊と ~2nd~」  終了

         「君と僕と精霊と ~3rd~」   連載中♪スピリット-UP


 番外編&短編小説 「世界の紡ぎ」へ


※はじめに失礼いたします
本作は流血沙汰の内容と表現が入っております作品です。
本作の作品が苦手な方、また嫌悪される方は拝見なさらない方がよいかと思います。
なお、この判断は作者本人が感じたことなので 事実かどうかは不明です。(ごめんなさい!)

見る見ないは見て下さる読者様のご判断にお任せいたしますのでよろしくお願いします。

なお、このお話(小説)で登場する人物、団体は一切現実世界とは関係ありません。
ファンタジーですので、すべてフィクションです。


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※コメントなどは承認制ですのでご理解の程よろしくお願いいたします。

※ここに展示されているイラストの無断転勤及び活用はお止めください。

※また暴言 猥褻的なコメント 勧誘等のコメント、メッセージ、アメンバーは承認いたしませんのでおやめ下さい。


以上のことをご了承の程よろしくお願い申し上げます。

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俺は自分の右手に伝わる冷たい冷気を真っ直ぐ前に掲げる。
その手には俺が作りだした「粉雪」が手に留まりつけていた。その手の周りには光を反射していて、まるできらきらと輝いているように見える。
粉雪によって俺の手ははっきりと見えず、うっすらと影を見ることしかできない。


俺の手を見て、奴…オルフェは目を瞬いた。

そして次の瞬間、

ものすっごい目で睨まれた。


…うん、まぁ、予想はしてたけどさ。
何もそこまであからさまに不機嫌な顔をしなくてもいいんじゃないか?

『君、僕をなめてる?
そんなレベル1の…ましてや、攻撃ですらない能力(チカラ)で一体なんの役に立つって言うんだい?』

「…。さぁね。
試してみればいいんじゃないか?

どうなるのか、わっ!」

俺はそう言うと同時に奴に向かって右手に留まり続けている塊を思いっきりぶん投げた。
投げた粉雪は真っ直ぐ奴の方に飛んでいき…奴の腕に振り払われた。

「………。」
『本当に、君は僕をなめているのかもね。

正直、がっかりだ。君には失望したよ。
最後の最後で、とんだ…』

奴の声はそこで途絶えた。
俺は弾かれたように走り、奴に向かって走り出す。


そう、俺が作り上げた「虚氷の檻」の中に向かって。


       *      *      *



『これは』

オルフェは振り払ったはずの粉雪の中にいた。
振り払ったはずの粉雪はいつの間にか濃い霧へと変化し、周りがまったくもって見えなくなってしまった。

『だけど、これだけじゃ僕を倒すことはできない。』

それにこれには決定的な欠点がある。
それは…。

『君の居場所が判断しやすい…ってことだよ。冬。』

周りは濃い白い霧、しかし人の影は消しようがない。
そして、その影は。


すぐ後ろにいる。


『君には本当にがっかりだよ。こんな浅はかな知恵で、僕(自分)に勝とうだなんて。
期待はずれもいいところだね』

オルフェはそう言うと、氷の剣を作り上げ、その影に向かって剣をなぎ払った。
が、霧が散ったその先には影が無く、肝心の感触が無い。
その瞬間、オルフェは気付いたと同時に

「もらったぁ!!!」

冬が影の方向とは真逆の場所から飛び出し、オルフェの顔に向かって拳を殴りつけた。



       *      *      *



「はぁっ、はぁ…はぁ、けほっ」

よしっ!一発は入った!!

俺は殴った手の感触を確認しながら、ゆっくりと態勢を立て直す。
目の前にいるオルフェを睨みつけ、俺は拳を握りしめた。

「ここからが本番だ!お前を倒して、春のいるところに返る!!」

『…合格だよ。冬。』

「へ?」

俺は奴の言い方に呆気に取られると、そのまま奴は俺の姿のまま言った。

『まさか、あの粉雪が僕の…いや。君が一番得意な「目」を封じる一手を講じるとはね。
まったく。とんだ…』

「…期待はずれ?ってか」

『予想外だ。』

そういうと、奴は初めて俺に向かって本当の意味での笑顔を見せた。
その笑顔は、俺に似ていて…けど、どこか似ていなかった。

『これで君との試練もおしまいだ。
けど、不思議だね。どうして君の影がいた場所に君がいなかったのか。』

オルフェは少し不思議そうな顔をすると、俺はゆっくりと自分の後ろを振り返った。

「その答えは、後ろの太陽が知ってるよ。
ここは映し鏡の世界なんだよな。だから、俺は少しその法則を利用させてもらっただけにしか過ぎないんだ。」

本来なら、沈む方向の太陽がゆっくりと日の目をあらわにしている。
俺はその光を見ながら、ぼそっと呟いた。

「ほとんど、偶然の賜物なんだけどな。」

本来、俺はオルフェが言うように影のいた方向から攻撃を仕掛けようとした。
奴の攻撃を紙一重で避けて、そのまま懐に入り込んで先制攻撃を決め込もうとしたんだ。
けど、走っている途中で俺は登り始めた太陽に目が言った。そして、閃いたんだ。

「真逆の太陽の光を利用して、俺の影を作ってもらう。太陽は反射の光として利用したんだ。」

『そして、僕はまんまとそのトラップに引っかかり、大きな隙を作り出してしまったんだね。

まったく、これは…あの人たちに次ぐ、特別な日ができそうだ。』

オルフェは心なしか、ひどく嬉しそうな顔で言った。
まるで、特別なことが増えることが嬉しいようだ。

「それは、正君のお父さんたちのこと?」

『…。なんで、そう思うんだい?』

「…お前が言っていたように、俺は「観た」から。
もっとも、見れたのはお父さんの方だけだったけど。」

『…確かに、本体の方で会ったのが望だけだからね。
時の神子の方では「ミラー」の方が働いていたから、記憶としては残らなかったんだろうね。』

奴はふうっと息を吐くと、俺は再度奴に訊ねた。

「頼みがある。教えてくれないか。



正君の…正君たちの旅の理由を。

そして、俺達との関係性を。

オルフェが知りうる限りのことを。」