拷問航空で辿り着いたは、辺境の某街。
到着便を知らせておいたのに、クサレレンタカーの坊やはさっさと店じまいの遁走済み。
ソンテウもトゥクトゥクも、バスやタクシーもロクにないこんな所でどうすりゃいいんだ!
何せ観光目玉は、男女が寄り添った絵の寺と、小高い丘に立つスリム貧弱な仏立像程度で、後は田んぼと寺回りしかない、鳥小屋に住むバンコク在住の衆憧れの地とか。
そこそこ若いイサーンのアネゴ衆は、適当に肌と歳を誤魔化し、ナーナーとかパタヤーの暗がり&ネオン街で稼げるが、この辺のオババ様達は現金収入のアテは僅か。
先代先先先代のオババ様から受け継いできた、機織りしかない。
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