第二次インパール作戦?(10) | メコンリポのブログ

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寿町や西成のタコ部屋ではございません。
野麦峠の昔の写真でもありません。

今や手織りの布は、とんでもない値段がついております。

ましてや、ナガ族-チン族-ワ族- ハニ族等の少数民族のヴィンテージ手織り布等は、US$の3桁4桁は当たり前の品物。

タイ-イサーン同様、若い衆はTシャツに中共製ジーパンがトレンドで、いくら繊細な手織りであろうと、民族衣料なんざダサいが本音。
アマラプラの観光土産店でさえ、手織りロンジーに平然と$100なんぞとほざいておる。

ビルマ自体はタイと違い、綿糸のほとんどはメードイン中共。
(そりゃ綿花なんぞよりケシの副産物のほうがゼニになる)

よって、手織り機織りが出来る年寄りは熟練技術者となり、派遣止めや早期退職肩叩きなんざもってのほかで、定年無期限延長と相成る。

目先の利く業者は、ラオスのサムヌアのシルクや、タイ- イサーンのマットミーバーファイ同様、村ごと買い上げとなりつつあるらしい。

マンダレーからチャリより遅い運行定かでない鉄道と、トラック改造のバスを乗り継いで辿り着いた某少数民族集落で、珍しく若い娘が民族服着用を見付けたので、
「それ今ここで脱げ!」
「それ買ったるから!」と述べたところ、
「いいわヨ♪」
「XXXドル(ビルマチャットではなくUS$?!)ちょうだい 」のご返事。