以前、漫画とドラマでサトラレという漫画がありました。正直、私はあれは全てに現実の世界になっているとは思っているのですが、というのも簡単なところでは猫耳という自分の感情によって耳の形が変化する商品として発売されていたり、
少し前ではSONYから脳マウスという自分の考えでマウスが勝手に動くという物が発売されていたり、もっと言えば喋れない脳障害の人の為に考えている事がパソコン上に映し出される機械まで全てに商品化されています。
アメリカなどの特許権を見るとそのような関連で溢れています。また、逆にそれらの商品が販売されているにも関わらず、それらの悪用を防止する法規制は全くされていません。もし、遠隔から特定の人間の考えを読むことが出来れば、それが政治、または企業などで
重要なポストにいる人であったりすれば、確実に考えを読んで悪用される事でしょうね。ちなみに、京大などで教授をされている川人光男教授という方はBMI倫理4原則という物を推奨されています。これは、このような頭への介入技術の悪用をするのはやめようと事を訴えているモノになります。ちなみにこちらです。http://www.cns.atr.jp/~kawato/Japanese.html
私はこの先生は本当に素晴らしいと思っています。そして、これらの原則が当然に全ての科学者や企業に適用されるべきだと信じています。どこかに利害があるのか分かりませんが、このような規制が未だにされていません。
ここからが本題です。もし、自分がサトラレになってしまった場合にどのように生きればいいのかを真剣に考えてみました。もし、私が会社を経営していれば、きっと競合他社が私の経営方法や戦力をサトラレを通して聞きにくるでしょう。
また、もし私が営業マンであった場合には私が狙った地域やお客様は絶対に競合他社が先回りをして、私が実際に動いた時には営業をされていた後で、なんなら私の悪口を吹聴されているかもしれません。
もっと、言えば人間ですから相手に対して何らかの感情を抱く事があります。こいつ嫌だなとか、そんな事を考えれば相手が確実に嫌な思いをするので考える事自体できなくなります。また、何か面白い事を思いついて話そうとしても、その話そうとした時には相手がオチを知っているという状況で全く受けないでしょう。
また、仕事でも人間関係でも少なからず何か作戦を考える事があります。これは悪い意味だけで言っているのではありません。例えば、子育てをするのにも間違っている事を子供がしていても、わざと注意をせずに自分の失敗を目の当たりにさせて気がつかせてあげたいと
考える事もあります。そんな子育て方法すらも相手には分かってしまいます。また、異性関係であっても、例えば誰かと付き合ってそろそろキスをしたいとか考えたとします。そんな事も事前に相手に伝わってしまいます。
デートをするにしても、サプライズのデートやプレゼントやサプライズのパーティーを企画をしたとします。そんな事もサプライズには一切なりません。相手に全て筒抜けです。また、もっと際どいを事を言えば、彼女などとエッチをしたりします。
それは良かったとしても悪かったとしても、どちらにしろ他人には絶対に聞かれたくない事でしょう。しかも、しませんが少しでもおかしなプレイをしようものならば絶対に周りはそれを意識するでしょうし、
周りでは知らないフリをしている人間ばかりでは絶対にありません。そんな事を聞けば確実に、それをそっと仄めかしてくる人間が多くいる筈です。そして、週に何回したとかそんな細かい事までも絶対に仄めかしてくる変態がいる筈です。きっと３年くらいはセックスレスにはなるでしょうね。子供がいればなおさらですし、やっぱり結果的には離婚になるでしょうね。
もし、自分がそんな状況にいれば絶対に普通の結婚や子育てなど出来ないと考えるのが普通でしょう。何よりもそんな状況は相手も嫌がるでしょうし、相手の事が好きならば自分もそれを周りに聞かれたく無い為に、エッチな事をしようとも思う事がなくなると思います。
もし、付き合っったり結婚しても絶対に別れる事になるでしょう。そして、それ以前に彼女も出来ないと思います。何らかの意図を持った人間となら付き合う事はあるかもしれませんが。もし、誰かを好きになったとしても自分の感情もデートに誘おうとしている行動も全て相手に筒抜けなのですし
デートしたとしても何をしたとかも全てが筒抜けになるのですから、絶対に女性は付き合うなんて思わないと思います。よほど純粋か状況を把握できていないかでしかありません。ただ、状況は後には分かってしまう事です。そんな状況にならない為にも、私は絶対に川人先生が訴えているBMI倫理４原則を前提に厳格な法規制を政府はするべきだと思っています。
現実、問題としていくつもの特許権が提出されていてサトラレを実用できる状況にあります。今日はそんな事を真剣に考えてみました。