ひさしぶりに打ちのめされた。
デフレ下での増税は行わないというのを公約に
安倍政権は誕生した。

それに国民は期待した。

しかしその約束は敗られた。


税収は1997年の増税より10兆円程減っている。
累計では40兆円以上だ。


政府は今回増税後に腰折れしてしまう景気対策として

6兆円投入しようとしている。

足りるか?足りるのか?


無駄を削ってその分を社会保障にまわすという

意見もある。

しかし無駄をけずるのは民主党の事業仕分けで
どれだけ難しいかが立証されてしまった。


ちろんこの努力は続けるべきだ。
しかし、無駄を削って得たお金「だけ」で
医療費、社会保障、そして近隣諸国の脅威を逃れるための
防衛費・・・・・・・・
足りる?
全然全然足りないだろう

恐らく1%にもならない。


だからこそ、この事態を打開するために
国民が仕事して働いて働いたら給料が増えるという
状況を作り、

その増えた給料で旅行して美味いもの食べて
どんどん遊んで子供を作ったり、人生を楽しむことで
それにまつわる税収

(いっぱいお金使ったら消費税、

お金を使われる側の所得があがるから所得税)

がUPしてそれを国家に収め
国家が潤い、


そのお金で社会的弱者を救い、近隣諸国からの脅威に
備える防衛費に回して国土を救い、さらに少子化問題も解決・・・・

というのがベストだったんだ。


今回は完全なる敗戦だ。


安倍首相が国民を騙したのか、

国民を騙そうとした勢力に安倍首相が負けたのか・・・・・・
いずれにせよ、

国民生活を省みず増税する勢力」が勝ったのは事実だ。


しかしアベノミクス(金融融和、財政出動)で確かに日本は不況から脱出しようとはしていた

その事実を踏まえず、

アベノミクス(金融融和、財政出動)はリセットして新しい世の中を!」
とやってしまったら
先の大戦の敗北から、日本人の国家感をGHQによりグレートリセット
され、敗戦に何も学ばなかった日本と一緒だ。


悪いのは敗戦ではなく敗戦した理由から逃げることだ。


「デフレと戦ったこと自体の反省」はすべきではない。


敗戦から今、日本人として何を考えなくてはならないか。


日本は恐らくこれからしばらくは不景気のままだ。

しかし落ち込んでる暇は無い。(昨日はそうとう落ち込んだが・・・・・)
前を向き続けるしかない。
不景気に負けないで頑張るしかない。
皆でがんばろう。