スラムで生まれた子ども。
虐待、HIV感染、薬物、ギャング。
学校に通いながら薬を売り、やがて中退する。
彼らは問題児と呼ばれる。
だが本当に問題なのは誰か。
貧困地域では、暴力と薬物は日常だ。
子どもたちは選択する前に環境に囲まれる。
意志の弱さではない。
構造の強さだ。
ある若者は過去と決別しようとする。
だが頭を丸め、形だけ変えても、
環境そのものが変わらなければ連鎖は止まらない。
必要なのは逃避ではない。内面からの革命だ。
妙法とは、自分は変われると決める力であり、環境も変えられると立ち上がる力だ。
人は環境の被害者で終わる存在ではない。
しかし同時に、社会が人を壊す構造を放置してはならない。
自己責任論では救えない。
福祉だけでも足りない。
教育だけでも不十分だ。
一人ひとりの内なる変革と、社会構造の改革が同時に必要だ。
壊れているのは若者ではない。
壊れているのは、彼らを生み出し続ける仕組みだ。




