私はラグビーが大好きです。
中でも母校の同志社ラグビー部には毎年一喜一憂しています。
今年、太田キャプテンのもと一番活躍を期待する選手がいます。
東福岡出身の正海智大君です。
今年、同志社には二人の未来を背負う選手が東福岡から入学する予定でした。
もちろん1人は正海君、もう1人が高校代表候補にも選ばれていた広木淳君
昨年、東福岡ラグビー部が悲願の初優勝を果たしたことを記憶されている方は多いでしょう。
その大会前、広木君は電車の踏み切り事故で亡くなっていたのです。
その時の感動話はこちらに詳しく載っています→東福岡初優勝感動秘話
それに後日談があります。
伏見工との決勝戦。それまで圧勝で勝ち上がった東福岡に始めての苦境が訪れます。
その膠着状態を破ったのがエースの正海。ライン際ボールを受け取るとディフェンス数人をかわし独走
最後のディフェンスが来るのを見るとチョン蹴りしてインゴールに転がったボールを追う。
テレビで見ていてもこれはゴールラインを超えると思った。
しかしラインギリギリボールが止まる。それを正海が自ら抑えトライ!最終スコアは12-7
まさに優勝を決める先制トライ。
決勝で負け続けたチームにやっと訪れた初の栄冠
それを振り返って正海君は「広木止めてくれと祈ったらボールが止まった。あれは広木が止めてくれたんです。」というようなことを語っています。
努力したからこそ訪れる至福とそれを叶えた奇跡
まさに筋書きのない奇跡のドラマ
これ以上ない悲しみと喜びを1ヶ月のうちに経験した選手の活躍を見れる喜びを
抱えて楽しみに応援したいと思います。
その感動と奇跡の懸け橋を励みに負けないように頑張ります 頑張れ正海、広木君の分も