亜洲虎のブログ

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1997年前に心筋梗塞を患い、2006年までEDだった私。

2007年にある漢方に出会い、37歳差の彼女をゲット。

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12月8日、2024年F1第24戦アブダビGPの決勝レースが行われ、ノリス(マクラーレン)ポール・トゥ・ウインで今季4勝目/キャリア通算4勝目を飾った。

 

 

 2位にサインツ(フェラーリ)、3位にルクレール(フェラーリ)が続き、マクラーレンが1998年以来26年ぶりとなるコンストラクターズタイトルを獲得した。角田(RB)は12位となった。

 

 アラブ首長国連邦・アブダビに位置するヤス・マリーナ・サーキットを舞台に開催された2024年シーズン最終戦。スタートタイヤは19台がミディアムタイヤ(C4/イエロー)を選択。16番グリッドのハミルトン(メルセデス)だけがハードタイヤ(C3/ホワイト)をチョイスした。

 

 現地時間17時(日本時間22時)を過ぎ、陽が傾くトワイライトのなか、気温27度、路面温度33度、湿度46%というコンディションで58周の決勝レースはスタートを迎えた。

 

 ノリスが順調にスタートを切る一方で、フロントロウスタートのピアストリ(マクラーレン)のインにフェルスタッペン(レッドブル)がやや強引な飛び込みの末に2台は接触から揃ってスピン。

 

 フェルスタッペンは11番手後退すると、ピアストリは最後方まで後退。フェルスタッペンには10秒のタイムペナルティという裁定が下った。さらには11番グリッドの角田がストールを喫したか大きく出遅れ、スタートで一気に17番手までポジションを下げてしまう。

 

 また、1周目のターン6でペレス(レッドブル)がボッタス(キック・ザウバー)と接触しスピン。マシンにダメージを負ったペレスはセクター3でマシンを止め、早々にレースを終えることに。なお、このアクシデントについてはボッタスに10秒のタイムペナルティが下っている。

 

 これでバーチャル・セーフティカー(VSC)導入となると、サインツ、ガスリー(アルピーヌ)、ラッセル(メルセデス)、ヒュルケンベルグ(ハース)というトップ5に。なお、唯一のハードタイヤスタートのハミルトンは12番手までポジションを上げている。

 

 また、19番グリッドスタートのルクレールは巧みなオーバーテイクを続けて1周目に8番手に浮上。さらには、7周目にマグヌッセン(ハース)、10周目にアロンソ(アストンマーティン)、12周目にヒュルケンベルグをかわして5番手と、コンストラクターズ逆転を目指した猛烈な追い上げを見せる。

 

 VSC解除後、4番手ラッセルが積極的に3番手ガスリーに仕掛けるが、この日のメルセデスはなかなかアルピーヌをかわすことができない。この間に首位ノリスと2番手サインツは後続を引き離す展開に。

 

 15周目、上位勢では真っ先に3番手ガスリーがハードタイヤに交換し、2ストップ戦略を取ることに。これでラッセルが見た目上3番手、ルクレールが4番手に浮上する。

 

 ルクレールは21周目にハードタイヤに履き替えた。一方、ルクレールの1秒先を走行していたラッセルはステイ。タイヤを変えたルクレールは24周目のターン6でガスリーをパスし、タイヤ交換組首位のポジションを手にする。

 

 なお、24周目にはローソンがタイヤを交換。しかし、左フロントタイヤが正しく装着できておらず、25周目には再度ピットに入る事態に。これでローソンの築いたギャップは消えることに。

 

 26周目に2番手のサインツ、27周目に首位ノリス、3番手ラッセルがハードタイヤに交換。ラッセルは一旦はガスリーの後方でコース復帰となるが、28周目にはラッセルが交換組4位に浮上する。

 

 ノリスとサインツの首位争いは、ミディアムタイヤでのファーストスティントではノリスに軍配が上がり、ピットストップまでは4秒近いギャップが開いていた。ただ、ハードタイヤに履き替えてからはサインツのペースが良く、30周目には両者のギャップが2秒まで縮まった。

 

 31周目、ターン6でマグヌッセンがボッタスをオーバーテイクしようとしたところ、ボッタスがブレーキをロックしマグヌッセンに接触。マグヌッセンは緊急ピットののちソフトタイヤでコースに復帰できたが、キック・ザウバーでの最後のレースを迎えたボッタスは、ここでレースを終えることになった。

 

 唯一のハードタイヤスタートで3番手につけていたハミルトンは35周目にミディアムタイヤに履き替え7番手でコースに復帰。これで全車が1回のストップを終えた時点でノリス、サインツ、ルクレール、ガスリー、ヒュルケンベルグ、ハミルトン、フェルスタッペンというオーダーに。

 

 ピアストリが入賞圏外に下がるなか、フェラーリ勢は2番手、3番手についた。あとはサインツがノリスをかわせば、21ポイント差を跳ね除けて、フェラーリがコンストラクターズ選手権を勢する計算となる。

 

 一旦は2秒まで縮まったノリスとサインツのギャップは37周目には3.3秒まで広がった。さらに、ノリスはペースを上げるが、タイヤのデグラデーション(性能劣化)の崖がいつ来るのかが、2台にとって最大の懸念事項だ。それだけに、サインツもペースコントロールに専念し、仕掛けるタイミングを計りつつ、ギャップ拡大を防ぐ走りに徹した。

 

 一方で接触とペナルティで後退したピアストリは49周目のターン9で11番手に浮上。あと1ポジション上げれば入賞圏内というところまで来たが、10番手アロンソは2ストップ勢で好ペースを刻んでいた。アロンソをかわすことは叶わずも、その後アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)をかわし10番手に浮上が叶う。

 

 そんななか、52周目にサインツが「デブリの上を走ってパンクがあるかもしれない、確認してくれ」と無線。それでも、サインツはルクレールを上回るペースを維持するが、ノリスとは1周1秒近いギャップが開いてしまう状況となり、フェラーリの逆転コンストラクターズへのアプローチはここまで。

 

 スタートから完璧なレースを見せたノリスが、58周目終わりのトップチェッカーを受け、ポール・トゥ・ウインでシーズン4勝目/キャリア通算4勝目を飾った。2位にサインツ、3位にルクレールが続いた。なお、ドライバー・オブ・ザ・デイはルクレールが手にした。

 

 ハミルトンはファイナルラップでチームメイトを攻略し4位獲得。5位ラッセル、6位フェルスタッペン、7位ガスリー、8位ヒュルケンベルグ、9位アロンソ、10位ピアストリまでがポイント獲得となった。

 

 角田は12位でポイント獲得には届かず。また、ローソンはファイナルラップで白煙を巻き上げマシンを止めることになり、RBは最終戦を無得点で終えた。

 

 2025年シーズンのF1では引き続き、全24戦が予定されている。FIA F2からステップアップを果たす新人ドライバーが複数名加わるなか、どのようなシーズンとなるだろうか。

 

  2025年F1第1戦オーストラリアGPは3月14〜16日に開催され、第3戦日本GPは4月4〜6日に三重県の鈴鹿サーキットで開催される。

 

 

 現地時間12月1日、2024年F1第23戦カタールGPの決勝レースが行われ、フェルスタッペン(レッドブル)が今季9勝目、自身通算63勝目を飾った。 

 

 

 2位にルクレール(フェラーリ)、3位にピアストリ(マクラーレン)が続いた。角田(RB)は13位となった。

 

 カタールの首都ドーハ近郊に位置するルサイル・インターナショナル・サーキットを舞台に開催された第23戦。スタートタイヤは20台中19台がミディアムタイヤ(C2/イエロー)を選択。18番グリッドのヒュルケンベルグ(ハース)だけがハードタイヤ(C1/ホワイト)を履いた。

 

 現地時間1日19時(日本時間2日1時)を過ぎ、気温19度、路面温度23度、湿度55%というコンディションで57周の決勝レースはスタートを迎えた。抜群の蹴り出しをみせたフェルスタッペン(レッドブル)がフロントロウからターン1のホールショットを掴み、ラップリーダーに浮上する。

 

 そしてノリスが2番手に浮上し、ポールシッターのラッセル(メルセデス)は隙をつかれ3番手に後退。また、14番グリッドスタートの角田は10番手までジャンプアップを果たす。

 

 その後方、ターン1でヒュルケンベルグとコラピント(ウイリアムズ)、オコン(アルピーヌ)の3台が絡むアクシデントが発生。ヒュルケンベルグは左リヤタイヤのパンクで済んだが、コラピントとオコンはコースサイドにマシンを止めセーフティカー(SC)導入に。

 

 なお、1周目のターン4ではストロール(アストンマーティン)とアルボン(ウイリアムズ)が接触し、2台ともにポジションを下げることに。

 

 5周目にリスタートを迎えるとターン1で角田がアロンソ(アストンマーティン)を攻略し9番手に浮上。一方14番手につけていたローソンも同じくターン1でボッタス(キック・ザウバー)に仕掛けるも、単独スピンを喫し18番手に後退する。

 

 リスタート後のフェルスタッペンは毎周ファステストを更新する走りで、早々にノリスに対し1秒以上のギャップを築き、ノリスにDRSを使わせない。

 

 スタートから5つポジションを上げていた角田だったが、RBのマシンはレースペースが上がらず、マグヌッセン(ハース)に10周目のターン1でアウトからオーバーテイクされてしまい、角田は10番手に後退する。

 

 続いて13周目のターン1でガスリー(アルピーヌ)、14周目のターン1でアロンソ(アストンマーティン)、15周目のターン1で周(キック・ザウバー)にかわされて13番手に後退。「100パーセントプッシュしてるんだ!」と無線を飛ばすほど、角田は苦しい戦いが続いた。

 

 20周目、ターン1で角田はボッタスにまで易々とオーバーテイクを許してしまい14番手に。これで角田の後方には接触やアクシデントで後退したアルボン、ヒュルケンベルグ、ローソンのみという辛い状況となったが、その3台の方が角田よりもいいペースで周回を重ねた。

 

 一方、2番手ノリスがフェルスタッペンから2秒前後のポジションをキープするなか、3番手のラッセルは先行する2台のペースについていくことができず、23周目にはノリスに7秒差をあけられてしまう。

 

 そんな状況もあってか、ラッセルが真っ先に24周目にハードタイヤに履き替える。しかし、右リヤタイヤの交換でタイムロスを喫し停車時間は7秒に。これで4番手につけていたピアストリに先行を許すことに。

 

 30周目にアルボンのマシンからミラーが飛び、ホームストレート上に落下。これで一時セクター1にイエローが振られていたが、この間にフェルスタッペンとノリスのギャップが0.6秒ほど縮まった。

 

 フェルスタッペンは31周目に1分24秒413でこの時点のファステストを更新して、そのギャップを取り戻すが「彼はイエローで減速していないはずだ。レポートしてくれ!」と無線を飛ばす。このイエロー区間で減速しなかったことについて、のちにノリスに対し10秒のストップ・アンド・ゴーというかなり厳しいペナルティが下る。

 

 そんななか、34周目に7番手走行中のハミルトン、35周目に4番手走行のサインツ(フェラーリ)が、揃って左フロントタイヤをパンク。2台のパンクとの関連性は現状不明だが、ホームストレート上のデブリ(アルボンから脱落したミラーをボッタスが踏んで破片が散らばった)を回収するべく、2度目のSCが導入され、SC中の36周目にフェルスタッペン、ノリス、ルクレール、ラッセル(2度目)らがハードタイヤに履き替える。

 

 なお、2セット目のハードを履いたラッセルは「なんでハードなんだ!」と無線で怒りをあらわにする。これでフェルスタッペン、ノリス、ルクレール、ピアストリ、ペレス(レッドブル)、ガスリー、ラッセル、サインツ、周冠宇、アロンソというトップ10に。

 

 しかしリスタート直前の39周目、5番手ペレスがトラブルでマシンを止め、ペレスを除く隊列で40周目のリスタートを迎えた。ターン1でノリスがフェルスタッペンに仕掛けるがここはフェルスタッペンが抑える。ただリスタート直後、ヒュルケンベルグが単独スピンを喫しターン10でマシンを止めて、3度目のSC導入に。残り周回数が少なくなるなか、この3度目のSC中に角田とローソンはともにソフトタイヤに履き替える賭けに出た。

 

 43周目にリスタートを迎えると、ノリスに対し、このタイミングで先述した10秒のストップ・アンド・ゴーのペナルティが下った。ノリスは46周目にペナスティを消化。さらには、ハミルトンに対してもピットレーンスピード違反に伴うドライブスルーペナルティが下り、マクラーレンとメルセデスの1台がポイント圏外に。

 

 これでルクレールが2番手、サインツが6番手につけるフェラーリがマクラーレンとのポイント差を縮める結果となる。

 

 スタートから完璧なレースを見せたフェルスタッペンが、57周目終わりのトップチェッカーを受け、今季9勝目、自身通算63勝目を飾った。2位にルクレール、3位にピアストリが続いた。

 

 4位ラッセル、5位ガスリー、6位サインツ、7位アロンソ、8位周冠宇、9位マグヌッセン、10位ノリスまでがポイント獲得となった。なお、ファステストラップポイントはノリスが獲得している。

 

 周、そしてキック・ザウバーは23戦目にして2024年シーズン初ポイント獲得。周冠宇はドライバー・オブ・ザ・デイも獲得した。一方ソフトタイヤに履き替えたRB勢はペースが改善することなく、また終盤はタイヤのデグラデーション(性能劣化)に悩まされ、角田が13位、ローソンが14位に終わった。

 

 コンストラクターズ争いは最終戦へ持ち越しとなった。なお、4位のラッセルにSC手順違反によりチェッカー直後に5秒ペナルティが下ったが、7.678秒のギャップがあったため4位をキープすることが叶った。2024年シーズンのF1も次戦がいよいよシーズン最終戦となる。第24戦アブダビGPは、ヤス・マリーナ・サーキットで12月6〜8日に開催される。

 

 

 

 日本時間11月24日、2024年F1第22戦ラスベガスGPの決勝レースが行われ、ラッセル(メルセデス)がポール・トゥ・ウインで今季2勝目、通算3勝目を飾った。 

 

 

3位にサインツ(フェラーリ)が続いた。角田(RB)は9位となった。

 

 そして5位となったフェルスタッペン(レッドブル)が2024年シーズンのドライバーズタイトルを獲得し、自身4連覇を果たした。

 

 アメリカ合衆国ネバダ州の市街地コース、ラスベガス・ストリップ・サーキットを舞台に開催された第22戦。スタートタイヤは20台中16台がミディアムタイヤ(C4/イエロー)を選択。

 

 一方、15番グリッドのペレス(レッドブル)、19番グリッドのボッタス(キック・ザウバー)、ピットスタートのコラピント(ウイリアムズ)の3台はハードタイヤ(C3/ホワイト)。16番グリッドのアロンソ(アストンマーティン)のみソフトタイヤ(C5/レッド)を履いた。

 

 現地時間23日22時(日本時間24日15時)を過ぎ、気温18度、路面温度19度、湿度50%というコンディションで50周の決勝レースはスタートを迎えた。

 

 ポールシッターのラッセルがホールショットを守る一方で、4番グリッドスタートのルクレール(フェラーリ)が抜群の蹴り出しを見せターン3で2番手に浮上。これでサインツ(フェラーリ)は3番手、ガスリー(アルピーヌ)は4番手に後退する。

 

 7番グリッドスタートの角田は、5番フェルスタッペン、6番ノリス(マクラーレン)に続く7番手をキープ。一方8番グリッドスタートのピアストリ(マクラーレン)はヒュルケンベルグ(ハース)にかわされ9番手に後退する。

 

 2カ所のDRSゾーンを含む3本のロングストレートを低速セクションで繋ぐレイアウトのラスベガス・ストリップ・サーキット。DRSの後押しも得たフェルスタッペンは4周目にガスリーを攻略し4番手に浮上する。

 

 一方で4周目の最終ターンで2番手ルクレールが首位のラッセルに仕掛ける。5周目のターン1で2台はサイド・バイ・サイドとなるが、ここはラッセルがポジションを死守。ルクレールのアプローチは一旦仕切り直しとなるが、タイヤを酷使した影響もあってかここでラッセルと1秒以上のギャップが開いてしまう。

 

 7周目のターン14でサインツがペースの下がったルクレールをかわし2番手の座を取り戻す。さらにルクレールは8周目ターン14手前のストレートでフェルスタッペンにかわされ4番手に後退。これでフェルスタッペンが3番手となり、タイトル獲得に向けて前進する。

 

 9周目のターン14で角田がハミルトンにかわされ8番手に後退。その直後4番手ルクレールと6番手ノリスがハードタイヤに交換。そんな10周目のターン14でフェルスタッペンがサインツをかわし2番手に浮上。

 

 サインツ、ガスリー、角田、ピアストリ(スタート違反で5秒ペナルティ有)が11周目にハードタイヤに交換。ガスリーのピットでタイムロスがあったこともあり、角田がガスリーを先行することに。

 

 13周目にラッセル、14周目にハミルトンがハードに履き替えると、ラッセルは首位をキープ。ハミルトンは角田の前、事実上の6番手でコース復帰する。

 

 そんななか、16周目に13番手走行中のガスリーが「ノーパワーだ!」と無線を飛ばした。アルピーヌは「モニターしている限りでは問題はない」と応えるが、その後マシンからは白煙が巻き上がり、ガスリーはガレージにマシンを納めた。予選3番手と好走を見せたガスリーだったが、失意のリタイアとなった。

 

 17周目、ハミルトンがノリスをかわし5番手に浮上。全車が最初のピットを終え、20周目時点でラッセル、フェルスタッペン、サインツ、ルクレール、ハミルトン、ノリス、角田、ピアストリ、アルボン(ウイリアムズ)、ヒュルケンベルグというトップ10に。

 

 メルセデス勢のレースペースは速く、ルクレールは21周目時点で2番手フェルスタッペンに10秒のギャップを築いた。また、10番グリッドから5番手までポジションを上げたハミルトンは、さらに4番手ルクレールに揺さぶりをかけ続ける。

 

 ただ、ルクレールのストレートスピードが速く。ハミルトンはトゥ(スリップストリーム)を使うもオーバーテイクには届かない。そんななか、レースも折り返しを迎えた26周目、角田の背後につけていたピアストリが2度目のピットインを敢行する。ただ、角田はこの動きには即座に呼応することなく、背後に迫るヒュルケンベルグを抑え続けながらステイを続ける。

 

 28周目、フェラーリはサインツとルクレールのポジションを入れ替え、ルクレールが3番手、サインツが4番手となる。その直後、2番手フェルスタッペンと5番手ハミルトンがピットイン。

 

 サインツも2台と同じタイミングでピットに入りたかったが、チーム側の準備ができておらず、1周ステイし29周目に入ることに。角田は30周目に2度目のピットを終え、ピアストリの4秒後方でコース復帰となる。

 

 31周目、ターン14手前のストレートでハミルトンがフェルスタッペンをかわし、ハミルトンが2番手に浮上。これでメルセデスの事実上のワンツー体制が構築された。3番手に後退したフェルスタッペンだが、ノリスの前でチェッカーを受け、ドライバーズタイトルを決めることを最優先としており、無理はしない。

 

 一方、33周目にラッセルが2度目のタイヤ交換でハードタイヤに履き替えると、ハミルトンの11秒前でコースに復帰。ポールから盤石の走りを続ける。

 

 34周目にヒュルケンベルグが2度目のピットに入ると、角田の1.3秒後ろでコースに戻った。角田の前にはまだ2回目のピットを終えていないローソンがいたため、RBは34周目に2台のポジションを入れ替える。

 

 これで残り15周を迎えた段階で角田は8番手までポジションを戻すが、ヒュルケンベルグもローソンをパスして9番手に浮上。2台はテール・トゥ・ノーズの戦いを続け、2点差のRBとハースによるコンストラクターズ7位争いは熾烈を極める。

 

 そんななか、40周目のターン14でヒュルケンベルグが角田をパス。しかし、角田は即座にポジションを取り戻す。さらには2台の背後に1秒近くペースのいいアロンソが接近するが、45周目のターン14でヒュルケンベルグが角田をオーバーテイク。これで角田は9番手に後退する。

 

 また、42周目にはターン14でサインツがフェルスタッペンをかわし3番手の座を取り戻す。フェルスタッペンも決して無理はしないが、6番手にノリスがいることもあり、5番手のルクレールに対しては簡単には道を譲ることはしない。

 

 ただ、46周目のターン14でルクレールが4番手に浮上。5番手に下がったフェルスタッペンだが、ノリスとのギャップは10秒近く開いていた。そのノリスにはソフトタイヤでファステストを記録するべく、ピットインの指示が飛ぶ。

 

 スタートから完璧なレースを見せたラッセルが、50周目終わりのトップチェッカーを受け、ポール・トゥ・ウインで今季2勝目、自身通算3勝目を飾った。2位にハミルトンが続き、メルセデスがワンツー。3位にサインツが続いた。

 

 4位ルクレール、5位フェルスタッペン、6位ノリス、7位ピアストリ、8位ヒュルケンベルグ、9位角田、10位ペレスまでがポイント獲得となった。角田はペレスの猛追を抑え切っての9位となった。なお、ファステストラップポイントの1点はファイナルラップに1分34秒876をマークしたノリスが獲得した。

 

 そして5位に入り、通算獲得ポイントでノリスに63点差をつけたフェルスタッペンが、2024年シーズンのF1ドライバーズタイトルを決め、自身4連覇を果たすことになった。

 

 フェルスタッペンはドライバーズタイトル獲得回数でプロスト、ベッテルと並んだ。4度の戴冠は、シューマッハー(7回)、ハミルトン(7回)、ファンジオ(5回)、プロスト(4回)、ベッテル(4回)に続くF1史上6人目となる。

 

 次戦となる2024年F1第23戦カタールGPは、ルサイル・インターナショナル・サーキットで11月29日〜12月1日に開催される。

 2024年シーズンのF1ドライバーズタイトルはフェルスタッペンで決したものの、まだコンストラクターズタイトル争いは続いている。2024年シーズンも残るはカタールGPとアブダビGPの2戦のみ。マクラーレンが首位を守り切るのか、フェラーリ、レッドブルが逆転を果たすのか、その行く末に世界中から注目が集まる。