おはようございます。



5月20日(火)午前3時に発令となった戒厳令で


大きな混乱があるかとも思われた昨日のバンコクですが


外出しなくてはならず、心配はあったものの大した渋滞にも合わず


ちょっと拍子抜けしているくらいです。



非常事態宣言の時と少し似ていると感じるのは


あの時も、「明日から適用」となった夜に


デモ隊の強制排除が懸念されたのですが


「デモ隊の強制排除はしない」となりました。


やや中途半端なまま、この宣言は解除されました。



今回の戒厳令も


物々しい状況になるかと思ったのですが


夜間外出禁止令も出ませんし、


軍は軍事クーデターでもないと主張。


あくまで治安維持を目的としている、と。



タイに住む人々や学校、企業も、


日常に大きな変化はないようです。


私たちの仕事、娘の幼稚園も通常通りですし。



(一部の会社では緊急事態対策が始まったとは聞きましたが)



一番影響を受けているのはタイへ来る予定の旅行客や出張訪問者かなと思います。



昨日の戒厳令を受けて


出張やホテルのキャンセルも出ているようです。



個人的に思うのは


こういった「発令」で世間は非常にびっくりしますし


タイ経済にもインパクトが大きいので


よく考えた上で、発令お願いします、ということです。



日常があまりにもふつうすぎるので


バンコク在住者にとっては


「どうなるの、これから?」という思いの方が強く


「今、タイって危ないの?」と聞かれても


多くの方にとって、あまり実感がない、というのが本音ではないでしょうか。



ただ事態は深刻化すると早く、


今日は平和だったのに、明日から急に戦火が上がってしまう


というようなことが


まだあり得るという点で、


気を付けてニュースを見ていく必要があると思います。