パリのホテル選び。。。
もう、これほど悩ましいものがありましょうか!!(T▽T;)
立地抜群のラグジュアリーホテルもあるし、温か味のあるプチホテルや
キッチン付きのアパルトマンはどうかしら?!
ホテルが大好きな自分だからこそ、というべきか・・・
まあ、いろいろ悩みました。ほんと。
結果的に滞在しましたのが、あの麗しの・・・
「麗しの」とぜひ付けたい、
本当に「麗しの・・・」とつけるのがふさわしい
格式高いヨーロッパ、そしてパリを代表するホテルの一つ
ル・ブリストル(Le Bristol)、です。
こちら、ホテルの入口です。
なんだか、存在自体がクリスマス・プレゼントですか?というほど
赤いポインセチアと緑が素敵。
そして回転ドアは金縁でゴージャスに。
シンプル&モダンなラグジュアリーも多い最近の高級ホテルに
真っ向から立ち向かう(!)伝統的でクラシックなラグジュアリーでした。
このシャンデリアやロビーの豪華絢爛な様子、どこかで見たことがあるような。
と、私が思い出したホテル。
それは・・・
はい、香港のアイランドシャングリラ 。
2012年に家族で滞在したホテルですが、ロビーも客室も
ヨーロッパ風なゴージャスさがありました。
まあ、こちらは本場のパリ老舗ホテルということで
香港のホテルと比較するとはナニゴト、と思われる方もいらっしゃるはず。
さらに、Le Bristrolは5つ星ホテル以上のホテルに与えられる最高位ホテル
パラス(Palace=宮殿の意味)の称号を持つホテルなのです。
2013年現在では、パリで6つしか認定されたホテルがないという、
非常にエクスクルーシブな称号です。
認定を出すのはフランス観光開発機構で、現在は下記のホテルがパラスです。
ル・ブリストル・パリ
ル・ムーリス
パーク ハイアット パリ‐ヴァンドーム
ル・プラザ・アテネ
フォーシーズンズホテル ジョルジュサンク パリ
ル・ロワイヤル・モンソー ラッフルズ・パリ
このパラス、というものに認定されることがいかに容易ではないか
ホテル客室に置かれたル・ブリストル本に書かれていたのは記憶に新しいところ。
実に200点以上もの項目を見事に「クリア」する必要があり、
それを実現できたホテルだけが、パラスに認定されるのだとか。
パラス認定制度は2011年にスタート、一時は9つのホテルが認定されていましたが
毎年のレビューで落ちるホテルも・・・。
滞在したブリストルは新参ホテルに負けることなく、老舗・名門の名を守り続けている印象です。
それにしても、パリにはマンダリンオリエンタルやシャングリラなどの
まだパラスにはなっていないけれど有名な高級チェーンホテルも続々開業している様子。
あちらも方も気になります^^
さて、パラスなブリストルに泊まれば、ホテル自体が美術館か博物館のようなもの。
毎晩戻ってくる場所が、こんなに豪華でいいの?っていう感じですが
たまにはいいじゃないですか。
ちなみにエレベータなど、こんな旧式のものがあります。
日本橋三越を思い出しました(笑)。
もちろん普通のエレベータもありますよ。
母を満足させる旅!がテーマだったので、
ホテル選びも自分の利便性やファッションではなく
(きっと)母の好みなクラシックな洋館風ホテルで。
ただしせっかくなので飛び切りゴージャスに。
客室の狭さが有名なパリですが、ブリストルなら一番下のカテゴリー
スーペリアルームでも32平米以上です♪→パリではこれ、かなり広い方です。
(私たちはデラックスルームに泊まったので、なんと50平米近かったのですが
かつてすごく狭いパリのホテルも体験したことがある私、不思議な気分でしたね)
確かにちょっとお値段は張りますが、母娘旅行にもきっとお薦めのホテルですよ^^
パラス称号について、ご参考までに。
クレアweb「至高の称号を手に入れたラグジュアリーホテル」
http://crea.bunshun.jp/articles/-/3396
パリナビ「パリのホテル辞典・パラスホテル」
http://paris.navi.com/special/5037934
次回以降は客室の様子です♪
続く。