それでは、ここからようやく、
出産レポを始めたいと思います♪
深夜2時45分。
大通りに出ると、
こんな時間なのに道路は大渋滞。
なぜか?と思い、
辺りを見回すと、
若者のバイク集団が・・・!!
たいてい二人乗りで、
中にはヘルメットをかぶらずに
タバコを吸っている若者も。
道路に溢れ返るほどの、
どこを見てもバイク、バイク、バイクの群れ。
100台近くいたのではないかと思う。
彼らは暴走族とは違って、
音も立てないし
非常に静か。
そして決して「族」ではなくて、
たまたま同じ時間に同じ場所に現れた
ほかのバイクの若者と混ざり、
集団化してしまっているらしい。
若者が夜、街に繰り出す。
家でじっとしていられずに。
その行為はどこの国でも同じこと。
ただし、陣痛が来ている妻を
病院に連れて行く使命を持つ
夫にしてみれば
このバイク集団が道をふさいでおり、
大渋滞となっている事実は
迷惑以外の何ものでもない。
私はといえば、
陣痛の合間はまったく痛みを感じないため、
余裕があり、
「面白い!」などと言って、
この若者集団の写真を撮り、
まるで観光客気分。
ともかく、夫は強硬手段に出た。
交通警察に電話して、このことを報告。
こんなところで足止めをくらっている
場合ではない、と訴え、
見事、私たちの車だけ
特別に進行することを
許可してもらったのだった。
しかも、その5分後くらいに、
ラジオの道路交通情報ニュースで、
夫の名前で
警察に依頼があった旨、アナウンスされる。
そんな、「妻が陣痛だから、通してくれ!」
なんていう極めてマイナーな交通情報、
ラジオで流してどうするんだ、と思うが・・・。
なんとなく恥ずかしい思いをする。
無事に病院に到着。
念のため、車椅子で移動する。
その間も定期的な陣痛が続いており、
ほぼ今夜に間違いなさそうと確信する。
そしてこの後、分娩監視装置を付け、
ベイビーの心拍数と陣痛の強度を計り
ホンモノの陣痛であるか、
確認する作業に入ったのだった。
続く・・・。
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