それでは、ここからようやく、

出産レポを始めたいと思います♪

 

 

深夜2時45分。

 

大通りに出ると、

こんな時間なのに道路は大渋滞。

 

 

なぜか?と思い、

辺りを見回すと、

若者のバイク集団が・・・!!

 

 

 

 

 

たいてい二人乗りで、

中にはヘルメットをかぶらずに

タバコを吸っている若者も。

 

 

道路に溢れ返るほどの、

どこを見てもバイク、バイク、バイクの群れ。

 

 

100台近くいたのではないかと思う。

 

 

彼らは暴走族とは違って、

音も立てないし

 

非常に静か。

 

そして決して「族」ではなくて、

たまたま同じ時間に同じ場所に現れた

ほかのバイクの若者と混ざり、

 

 

 

集団化してしまっているらしい。

 

 

 

国際結婚日記 in タイランド                    ~喜怒愛楽 バンコク通信~

 


若者が夜、街に繰り出す。

 

家でじっとしていられずに。

その行為はどこの国でも同じこと。

 

ただし、陣痛が来ている妻を

病院に連れて行く使命を持つ

夫にしてみれば

 

 

このバイク集団が道をふさいでおり、

大渋滞となっている事実は

 

 

迷惑以外の何ものでもない。

 

 

 

 

私はといえば、

陣痛の合間はまったく痛みを感じないため、

余裕があり、

 

 

「面白い!」などと言って、

この若者集団の写真を撮り、

まるで観光客気分。

 

 

 

 

ともかく、夫は強硬手段に出た。

 

交通警察に電話して、このことを報告。

 

 

 

 

こんなところで足止めをくらっている

場合ではない、と訴え、

見事、私たちの車だけ

 

 

特別に進行することを

許可してもらったのだった。

 

 

 

 

しかも、その5分後くらいに、

ラジオの道路交通情報ニュースで、

夫の名前で

 

警察に依頼があった旨、アナウンスされる。

 

 

そんな、「妻が陣痛だから、通してくれ!」

 

 

なんていう極めてマイナーな交通情報、

ラジオで流してどうするんだ、と思うが・・・。

 

 

なんとなく恥ずかしい思いをする。

 

 


国際結婚日記 in タイランド                    ~喜怒愛楽 バンコク通信~

 

 

無事に病院に到着。

 

念のため、車椅子で移動する。

 

 

その間も定期的な陣痛が続いており、

ほぼ今夜に間違いなさそうと確信する。

 

 

そしてこの後、分娩監視装置を付け、

ベイビーの心拍数と陣痛の強度を計り

 

 

ホンモノの陣痛であるか、

確認する作業に入ったのだった。

 

 

 


 

 

続く・・・。

 

 


 

 

 

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