直木賞作家
三浦しをんのデビュー作
「格闘する者に〇」を読みました。
この人はコメディードラマの脚本とかも書けそうな
と思わされるほどエンタメ性の強い作品でした
就職活動を控えた女子大生が主人公になっているのですが
彼女が私より一つ年上ということはまさに就職氷河期の
世代のようです。
本当は就職活動とはエンタメだけでは済まされない
過酷なものだと思います。
転職社会とはいえ、いまだ新卒でどこに入るか?
という大きな課題は学生たちの間で大きな関心ごとだから。
それを笑って小説にした彼女はやっぱり大物だし、
素晴らしい作家なのだなーと実感しています
こういう人は会社員にならず
じゃんじゃん作品を書いて欲しい
彼女も始めは出版社に応募していた
ようですが、ね。
特に好きなのは下記の表現
ビーナスとボケナスを足して2で割ったような
ボーナスというものなんとも間抜けで
魅惑的なものをもらってみたいものだ・・・
すごい才能だ!!((((((ノ゚⊿゚)ノ