最近ますます知名度を上げた勝間和代氏の著書
「お金は銀行に預けるな」を読みました。
すごく分かりやすく書かれていていい本だと思いました。
日本国民全体の金融リテラシー向上を呼びかけている点や
金融教育を義務教育にも盛り込むべきとする点、
社会的責任投資にも話題が及んでいることなど
社会的貢献度の高い本だとも感じました。
なお、本書は投資経験のない読者に分散投資を勧める本と言えますが、
書店では逆に「分散投資は負ける!集中投資した者が勝つ」
という帯がついた、あの「金持ち父さん貧乏父さん」の
ロバート・キヨサキ氏の本が並んでいたりと、
結局その道のプロや有名人が勧める手法といえど
一貫してはいないのです
またこのケースではそれぞれの著者は別の視点から
投資について語っているともいえ
どちらが正しい、誤りともいえないのだと思います。
ですから、結局はどんな本も鵜呑みにすることなく
自分で考えましょう、ということ。
ちなみに勝間氏はワーキングマザーのウェブサイト
運営でも有名な人で金融のプロでありながら
働く女性のリーダー的存在として注目を浴びている人ですし、
ロバート・キヨサキ氏はハワイの日系人で
前述の著書とそれにまつわるDVD等々でかなり有名になった人。
実は過去にお二人ともイベントなどでお目にかかったことがあります。
結論は・・・
資産運用は、やっぱり自分流で。
ということに他ならないと感じました。