昨日は東京の芸術系大学の大学院で「コンテンツ」に関しての特別講義させて頂きました。ここ最近の日本の大学院は海外からの留学生が多く、特に芸術系の大学院生は外国からの留学生が多いようです。大学院だけでなく、大学や専門学校もどんどん留学生が増えて来ているようです。
この日も半分以上の大学院生は中国からの留学生でした。15年前の日本の大学院の講義では考えれない光景でした。自分が大学院生の頃は視聴覚芸術の分野で「21世紀のアジアのエンターテイメント」という研究論文でした。内容は「近い将来アジアの文化と欧米の文化がひっくり変える」が自分の論文の内容でした。当時は「情報化社会の過渡期」で、まだまだ欧米化段階でしたし、「この先、アジア、欧米、世界はどうなるか全く解らない…」という過渡期の状態でした。当時の論文の私の内容も教授や業界人から「まさか、そんな事はあり得ないよ!」と言われた事もありました。
その後、大学院を修了し、自分の論文の内容を目認する為にも、現場に飛び出し、私は日本での活動を一切止め、アジアでの活動に力を入れ為にも、中国大陸に移住を決意し、実行してみました。以後、アジアのエンターテイメントシーンで信じられない様ないろんな光景を目の当たりにしながら、アーティスト、シンガーとして活動し、10年アジア中心の活動を行いました。その間、アジアは中国を筆頭に全域で急激な発展をし、9.11、震災等も含め、世界中でいろんな出来事もありました。
そして、いろんな意味で15年前に書いた論文の仮説は「仮説」ではなく「現実」となり、自分が妄想していたアジアを光景を目の当たりにする事ができました。今考えてみると、自分が芸術家(アーティスト)として今があるのは、自分が大学院生だった頃、出逢ったいろんな恩師、業界人、アーティスト、仲間達の刺激や影響のおかげだと改めて感じています。昨日の大学院の講義で日本人や中国人の大学院生の未来にとって何処まで役に立つ話が出来たかどうか分かりませんが、昨日の講義の中の話が、何か彼らの未来に役に立つ話が一つでもあれば良いなと思います。特に外国人の留学生の彼らには、今、日本で学んだ知識や技術をしっかり母国に持ち帰り、近い将来、世界で自由に羽ばたいて欲しいと思います。
自分も彼らに負けないようにもっともっと力を付け、今までお世話になった先輩の方々やこれからの新人達とも力を合わせ、一緒にがんばっていきたいと感じた一時でした。昨日の講義を受けてくれた大学院生の皆さん、本当にありがとう!これからも一緒にがんばろうね!
