【カンボジア】ポイペト 黒いガラスの中でメンチを切られる | 嘘つきだらけの東南アジア

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タイ10回、インド、ネパール、チベット、インドネシア、カンボジア、ベトナム・・・30回のアジア経験談。騙されまくりの旅行者ブログ

こないだの話の続きです。


タイであったこと 国境の偽案内人




発生箇所の画像


※こんど差し替えます。
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発生多発地帯

国境付近



状況

タクシーのチャーターをしてあげるという胡散臭いやつについていってしまう。



結果

怪しい店に閉じ込められ、胸ぐらをつかまれながらメンチを切られる。




事件簿


国境のイミグレーション(タイ⇔カンボジア)を超え、やっと念願のカンボジアについてからまず見たかったのが、噂のカジノ!!べつにカジノに興味があるわけではありませんが、この国境付近にはカジノがたくさんあるという噂をきいてただ見てみたかったわけです。




確かに、見渡す限りカジノ、カジノ、カジノ、カジノ





まあ、、、、ここでカジノをみて楽しみすぎたから、変な奴につかまったわけです。





30分ほど街をぶらりして




じゃあ、カリムでもチャーターしてさくっと行こうかな!と思っていた時、さっきガンジャを運ばせようとしたあいつが仲間をつれてやってきました。話を聞いた感じでは、つたない英語で、カリムのチャーターできる場所まで案内するとのこと。さっき散々あやしんだアイツをなぜここで信用したのかは、なぞですが。




当時はじめての陸路国境越えに、テンションがあがりまくりで。

騙されまくりのパターンにハマってしまったわけです。




そいつらについていくと、まず





両替が必要とおっしゃいました。





と言ってきました。シュムリアップに行ったことのある人ならおわかりかと思いますが、シュムリアップではほぼ100%USD払いです。両替は全く必要がありません。




私も事前にしたべた知識から両替入らないとわかっていたので、いや、いいよ・・・・両替しても使うときないし。といったのですが、かれはこういいました。




お前の情報はガイドブックだろ?古い情報だ、実は先週からUSDはどこも使えなくなった。とおっしゃいます。






のわけはない。のですが、あまりにもうるさいので、5USDだけ両替をしにいくことにしました。




そしてついた先は、






札が机の上に、きれいに一列で並んでいる。コイン商のような、感じの場所です。





やばい・・・・ 騙された。




はじめて、ここで気づいてしまう、アホな私ですが。仕方なく、両替を行い、奴らから逃げようとしました。でも、逃がしてくれるわけがありません。カムリがすぐ来るからここでまっていろと、真っ黒の自動ドアがあるTravelAgentと書いてあるいかにも怪しい店の前でまっていました。





まつこと、10分。社長らしき。見た目もかなり怪しいガタイがいいかんじのおっさんがきて、一人10USDといってきました。我々は、2人だったので20USD高いけど、20USDであれば、まあ許せる金額なので、支払い。




まつこと、30分。一向に来ない。




だんだん、腹がたってきて、「なんでこねーんだよ!金返せ」といってみたら、後1時間かかるといいだしました!!!!!!




ついに騙され具合100%を突破し、完全にやられたと思った時、奥からお客がやってきました。






アル中のアメリカ人、と娼婦のタイ人の One Trip カップル です。彼らも騙されたようで、ここに連れられてます。

アル中のおっさん。私らに、いくら払った???と聞いてきたので二人で20USDと話をしました。20USD??高すぎるよ!! と、 おっさんがここで、ブチギレまして、金返せ!大騒ぎを始めました。






その時、5人組の怖そうな感じのカンボジア人があつまってきて、私にこそっと






「そのアメリカ人は信用するな。20USDではすぐのれない、追加で100USDはらえ」






と。 もう無茶苦茶になってきたなとおもい。

私も、もうそろ、逃げ出そうと決心をしました。20USDは惜しいけど、いざこざに巻き込まれたくないので。






その時、100USDの件をきいたアル中が、さらにブチギレ。





カンボジア人もおもったんでしょうか。このままじゃやばいと。







「リーダーはだれだ、話をつけたい」 とおっしゃったわけです。

その瞬間、私の友達、アル中、娼婦(タイ)がなぜが一斉に私の顔をみました・・・・・・







リーダー私。 決定です。





店の中に連れてかれた私は、真っ暗の部屋にて、まず「あいつらの言うことは信じるな、オレはお前と契約しているんだ。100USD払うだけで、シュムリアップまでいけるんだぞ」 



と言われました。そこではこんな攻防が繰り広げられます。


私=私です。

A=ボス的キャラ

B=取り巻き1

C=取り巻き2

D=取り巻き3

E=取り巻き4



私「どう考えてもおかしい。始め20USDはらったんだ。今すぐ行けないんだったら、金返せ」


A「お金はもうない。使った。」

私「10分ぐらいしか経ってないのに、使ったってなんだ金返せ」


BCD「money is gone」


A「金はないっていったんだ」


BCD「money is gone」


私「金返せ!!


※BCDは、常にそのセリフをいってました。おそらくこれしか知らない+これを毎回騙した客にいっているんでしょう。



その瞬間、5人に胸ぐらをつかまれ。わけのわからない言葉(おそらくクメール語)でワー!!!といわれました。さすがの私もやばい。。。。。と感じた瞬間





窓がひらき・・・・





アル中のおっさん (以下勇者)





何してんだこの野郎!!







勇者降臨です






私は、そいつらを振り払い、勇者とその仲間たちをつれて店をでました。

たまたま、通りがかったカリムにのりこみ。無事シュムリアップへ向かうことができました。






ちなみに、カリムチャーター10USDは、勇者がはらってくれました。





その時の勇者の一言


「20USDもはらったんだろ?ここはオレがはらってあげるよ」 と・・・・・・・






ありがとう。勇者。アル中って日本語でいってごめんなさい。