Day:5
5日目の午後。チャルン・クルン通りを歩き、Amazon Caféでひと休みした後、ホテルの方へぶらぶらと歩きます。
夕食までまだ少し時間があるので、ついでだからとBTS(バンコク・スカイトレイン)の線路の向こう側まで歩いてみました。
19世紀に活躍したジャンク船の形を模した「ワット・ヤーンナーワー」。以前からガイドブックではお馴染みの寺院だったのですけど、ホテルから意外と近いのに驚きました。BTSのサパーンタクシン駅を超えればすぐの距離でした。
アユタヤ時代から続く由緒あるお寺なのですけど、ラーマ3世の統治期(1824-1851)に中国からのジャンク船の形をした仏塔が建てられたとのことです。
サパーンタクシン駅やチャオプラヤ・エクスプレスボートのサトーン桟橋まで来られたら、少し足を延ばしてこのお寺に参拝してみるのも楽しいかもしれません。
ちょっと早い夕食です。今回の旅行の課題のひとつ。4年前にマーブンクロンセンター(MBK)で食べたラットナーをできるだけ多くの店で食べること
すでに、MBKと「Rat Na Yot Phak 40 years」で制覇しているので、3店舗目となります。
揚げ中華麺にあんかけの汁をかけ、豚肉と青菜を乗せたもの。ラットナー・バミー・グロープです。
お店はホテルのすぐ近く。チャルンクルン通りのロビンソンデパートの向い側にある「ヘン・バンラック」。ホテルの近くにありながら、開店が朝10時ということで、なかなか入る機会がありませんでした。
帰国前夜に悲願達成でした。
これで、バンコクでやったこと、行ったところはすべて終わりです。あとは荷物のパッキングと最後のマッサージ、そして夜食を食べて、翌朝早くの空港行きに備えるだけとなったはずだったのですが・・・。
帰国便のタイ航空TG672のオンライン・チェックインがなぜかできなかったので、出発時刻8時15分の2時間前に空港に着くためには何時にホテルを出ればいいのかなとBTSの時刻表を調べてみました。
前回の4年前と同じようなフライトで、前回は朝の5時ごろにホテルを出て、サパーンタクシン駅のいちばん早いシーロム線に乗ったのですけど、webで調べると、どうもBTSのバンワー駅の始発時間が5時30分と少し遅くなったようなのです。
バンワー駅からサパーンタクシン駅まで11分。5時41分のシーロム線では、離陸2時間前の6時15分までにはとても空港には着けません。
ええっ?と思って、慌ててサパーンタクシン駅までかけつけて、駅員さんに翌朝の始発時間を訊ねたのですけど、面倒くさそうに顔もあげず、なにかいい加減な雰囲気で「6時」と答えるだけ。正確かどうかわからないのですけど、いずれにしても間に合わないことは確かなようです。
しかたないのでホテルに帰り、翌朝のタクシーの予約をしました。600バーツ、2,640円でした。
ちょっと痛かったけど、でも早朝なので楽でよかったですよ。
電車だと空港まで2回も乗り換えがあるので、荷物を持っているとちょっとかったるいのです。次回も帰りはタクシーにしようかな。
Day:6
帰国日の朝です。
タクシーのおかげで、無事時間内に空港に着きました。チェックインも済ませ、荷物も預け、後はボーディングを待つだけ。
UAのマイルを使ったので羽田までの直行便は取れなかったけど、初めて足を踏み入れる関西空港経由も楽しいものがあります。
日本へ着いたら、また新しい旅のことを想って新しい計画をたてることになるのでしょうね。
先日、いままでタイには何度旅したのだろうかと、薄れかけた記憶やロフトの段ボール箱に突っ込んであるアルバム、DPEから帰ってきたままの袋の中の写真とかを眺めながら数えてみたのですが、今回がちょうど20回目のタイ旅行となりました。
20回もタイを訪れている割にはバンコクのこと、あまり知らなかったなあと今回実感したのですが、独身時代はバンコクだけにとどまることなく、タイ人の行かないようなところまであちこち旅していたのだということも、あらためて思い出しました。
若くて、気楽な身分だったからこそ行けたような場所。もう行けないのかなあとノスタルジックな気分に浸りながら古い写真などを眺めて時を過ごしていました。