皆さま、こんにちは。

東京都在住、「ココロの色鉛筆」の関羽澄季（せきはづき）です。

サンシャイン60展望台にて

虹いろバトンは、今週から新しいテーマ「オーラソーマと○○」でお送りします。

オーラソーマに関係する様々なものについて、得意だったり好きな分野のことを書くという、とても自由度の高いテーマです。

オーラソーマは、色や香りはもちろん、占星術やクリスタル、数秘など、様々なものと関連づけることができ、それが魅力の一つです。

オーラソーマのすてきなところはたくさんありますが、なかでも私は、各ボトルにつけられた名前にとても興味をひかれます。

オーラソーマを学び始めた頃、その名前の美しさにうっとりしたものです。

というわけで、私は「ボトルの名前」について書いてみたいと思います。

ボトルは、2層に分かれた色の組み合わせから想起されるイメージもとても大切ですが、名前を知ると、より一層理解が深まると思います。

マイク・ブース学長も、著書『新ネーミングオブザボトル』のなかで、

「ボトルの名前を知ることで、イクイリブリアムボトルの多様性を理解することができ、名前がボトルにどのように影響を与え、どのように世界で役立つかについてより大きな理解をもたらします。」

と書いています。

ボトルは、現在123本ありますが、最初の方のボトルの名前はかなりシンプルです。

ボトルは0番から始まりますが、0番のボトルには「スピリチュアルレスキュー」という名前がつけられています。

ロイヤルブルー／ディープマゼンタ

下層がディープマゼンタのボトルは、レスキューボトルと呼ばれていて、このボトルを使うとこんな効果が期待できますよ、という名前がついていることが多いです。

1番のボトルは「フィジカルレスキュー」です。

ブルー／ディープマゼンタ

「オーラソーマ」は「光の身体」という意味ですが、魂が軽やかであることが肉体の健やかさにつながっているということが重要な要素の一つになっています。

ボトルセットが「精神の救済」と「身体の救済」からスタートするのは、オーラソーマの真理をよく表していると思います。

4番のボトルには「サンライトボトル」という名前がつけられています。

イエロー／ゴールド

まさに太陽の光のイメージのボトルですね。

6番は「エナジーボトル」

レッド／レッド

上下ともレッドのボトルで、まさにエナジーを感じさせます。

このように、色の組み合わせからイメージされる名前のボトルが続きます。

ボトルの配色とは一見無関係な名前が最初に登場するのは、7番です。

イエロー／グリーン

「ゲッセマネの園」という名前がつけられています。

「ゲッセマネの園」は、キリストが磔刑直前に祈りを捧げた場所とされているところです。

なぜ、イエローとグリーンのボトルが「ゲッセマネの園」なのか一見わかりませんが、このボトルは混ぜるとオリーブグリーンになります。

オリーブグリーンには「苦みを甘みに変える」という意味がありますが、磔刑という非常に苦しい経験から、キリストの復活、そしてキリスト教が世界中に広がっていくという流れはまさにオリーブグリーンですね。

私が、この名前は絶妙だ！と特に感心するボトルが2本あります。

34番「ヴィーナスの誕生」

ピンク／ターコイズ

「ヴィーナスの誕生」は、ボッティチェリの有名な絵画です。

海から生まれるヴィーナス

このボトルは、まさにこの絵のイメージですよね。

絵画をボトルで表現できるなんて！と、とても感激しました。

それから、26番「エーテルレスキュー」

オレンジ／オレンジ

レスキューボトルの1つです。

またの名を「ハンプティ・ダンプティ」。

「ショックボトル」とも呼ばれていて、その名の通り、ショックを癒してくれるボトルとされています。

ハンプティ・ダンプティは、擬人化された卵のキャラクターで、『マザー・グース』や『鏡の国のアリス』に登場します。

塀から落ちて粉々になってしまった、というエピソードが有名ですが、これが

バラバラになってしまったものを元に戻す＝ショックを癒す

というイメージにつながっていて、本当に絶妙な名前だなと思います。

ちなみに、26番は世界で一番売れているボトルだそうです。

東日本大震災のとき、このボトルをはじめ、オレンジのプロダクツを日本に優先的に出荷するよう、オーラソーマ社が配慮してくださったこともありました。

ボトルの名前は、賢人や天使の名前、物語の登場人物の名前、文章のような名前など様々です。

ボトルは、世界にそのボトルが必要とされたときに生まれるといわれていますが、ボトルが誕生する過程で、色の組み合わせなどと一緒に、名前もメッセージとして受け取るそうです。

ボトルの名前を知ることで、そのボトルの輪郭がはっきりし、より親しみを感じられるように思います。

余談ですが、

75番のボトルには「流れとともに行く（”Go with the flow”）」という名前がつけられているのですが、

私が通販カタログで見つけて、思わず買ってしまったTシャツがこちら

これは、本当に気がついたらポチッとしてた、という感じで、買わずにはいられませんでした。

ボトルに対するイメージや、使ったときの体感などは、一人一人違うものがあると思います。

ボトルに名前はありますが、それとは別に、自分なりの名前をつけてみるのも楽しいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

次は、大河内宣子先生にバトンをお渡しいたします。

叡智あふれる大河内先生の「オーラソーマと○○」は何でしょう？

とても楽しみです。

11月27日に配信予定です。

参考文献

『新ネーミングオブザボトル』　　マイク・ブース／著　　株式会社モデラート

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