中国電話事情 | アジアを旅する

中国電話事情

中国の携帯電話、公衆電話事情。

まずは携帯電話事情ですが、僕は上海の人々の携帯電話普及率にびっくりしました。ほとんどの人が携帯電話を持っています。もちろんちっちゃい子供も。たぶん、これは上海が中国一の都会だからってこともあるでしょうし、田舎にいけばぐっと普及率も落ちるんじゃないでしょうか。

僕自身、日本に繋がる携帯電話をもっていってなかったのでこういう上海の普及率をまざまざと見せつけられると、妙に携帯を持ってないことが心細くなってきました。

日本ではバスとか、電車では電話でおしゃべりしないようにするのがマナーですよね。(もちろん喋るひともいますけど)中国人は、電車だろうがどこだろうが熱い中国語で喋ってたように感じます。これはマナーが悪いとかじゃなくて、中国的常識のうちなんでしょうか。中国在住の方ここらへんのマナーについて教えてくださいませ。

あと、携帯の着信音。「しょぼいです」。1和音とか3和音?普及率はよくても技術面ではどうやら中国はまだまだのようです。人々が持ってる携帯も日本の4年位前のモデルみたいなのばかりでした。

仲良くなった中国の若者に携帯についてきいてみたところ、「私の持ってる携帯は、あまり最新のものではないのよ、それでも中国で買うととっても高いの」といってました。たしかにその中国人の持ってた携帯電話は古いモデルでしたが、値段を聞いてびっくりしました。 4000元(約48 000円)くらい。たけーなぁ。
「日本では携帯の本体はタダ同然で買えるよ」
と教えたらとてもビックリしていました。最新の機種になるともっと値がはることでしょう。まだまだ、中国では携帯電話は高級品なんですね。でも、近い将来日本みたいに値段が安くなっていくんじゃないでしょうか。


お次は、公衆電話。
中国の公衆電話は2種類あって、一つは日本にあるようなコインやカードをいれて電話するタイプ。日本では、硬貨をいれるタイプはオーソドックスなんですが、中国で見かけたやつはカード式だけのが多かったです。
もう一つのタイプは、宅電タイプ。見た目は普通の電話で、青やら黄色やらのペイントがされている電話です。この電話は、街の商店ならほぼどこのお店にも置いてました。店先の電話を使用して、通話が終わったら時間分の料金をお店の人に払うしくみ。 僕もこのタイプは何度か利用しました。支払いの時にボッたくられないかと心配だったんですが、そんなことはありませんでした。

上海の携帯電話普及率にはビックリしましたけど、中国全土の普及率となるとやはり低いのでしょう。まだ中国では公衆電話が活躍してる様ですよ。

以上、中国電話事情でした。