以前、ヤフオクで末備前の祐定を落札しました。

画像を見る限り、旧オーナーの無知によるものか、茎は錆が落とされていましたが、銘は良さそうです。

刀身は時代は下りそうだけど、末備前っぽいです。

値段も安かったので、物は試しで落札しました。

実際に届いてみると、鉄は天文以降の末備前のように見えます。

日刀保審査では半年かかるので、それ以外の鑑定に出してみました。

世の中には「日刀保以外の鑑定はインチキ」という風潮もありますが、過去に10件程度はその鑑定の刀を日刀保審査に出しましたが全てOKだったので、僕はその鑑定を信頼しています。

結局、鑑定結果は「判定不能」

旧オーナーが茎をヤスリ掛けしてしまったため、鏨枕が無くなってしまい、銘についての判定が出来なくなってしまった為です。

ただ、刀身は末備前なので問題は銘の真贋だけですね。

ただ、鏨枕の問題はあれど銘ぶりは悪くないので保存は通るかも知れません。

※その鑑定より日刀保の方が緩いです

6月審査が楽しみですね。

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末備前の鑑定結果