2020年は本来ないはずだったから

私には正直もうこの会社への目的など何もなかったのだが

 

同僚が2日に飛んだので

私はしかたなく残る事になった。

 

彼には道で2回あった。

まあ、わだかまりはないのでもし次に会うことがあるのなら

アカツキ倒産したわーってノリで話したいと思う。

 

 

離婚の影響で全財産失い、さらにはそれプラス数十万を払わなければならない書類をかかされた。

今思えばほんと金にうるさい奴だなって思う。だから別れて正解だったんでしょうけど。

 

この年に一括で払っておさらばしましたけど笑

 

 

この年は半年間無休で働いた。実に170連勤。

そして、私はお金を一切持ってなかったので妹がいたのが幸いだった。

 

身の回りのものをすべて処分し

妹の世話になっていたので食費以外はすべて貯金だった。

 

食費も1日500円以内に抑えたり

食べないか、実家からの荷物でしのいだ。

 

それがあったから、同年に一括で支払いを済ませられた。

 

 

170連勤って言うくらいだから相当もらってるんでしょうって思うかもしれないが

倒産する会社なのだからもらえるわけがない。

もっと言えばその年の最初に新しく入ってきたアルバイトのおっさんなんて時給が最初の時点で

社員の私より上だった始末。

 

これが、この会社が従業員をぼろ雑巾のように使っているって事を物語っている。

 

まぁ、それに不満はないけども

いかにいい加減な会社だなって常にそんな環境だったのは間違いない。

 

 

正直、この年のその半年間は

自分の事しか考えずに仕事していたのでまわりの事なんて一切眼中になかった。

 

私自身こんな状態だったのだから

バイトの事なんて考える余裕などない。

 

 

しかしながら、徐々に会社に頭にきて

社長に長文を送り付けた。

 

その返事で私の中で「次に不快な事があったらもう社員は二度とやらない」と決めた。

 

その内容をここで書くことはしないが

少なくとも私じゃなくとも、この私の選択と同じ意見になる。そんなアクションだったから心底むかついた。

 

 

そして、その年の10月に最後の場所への移転となる。

 

練馬事務所...

会社の規模に全く見合わない広さで人件費・固定費の無駄使いが始まった瞬間だった。

 

 

何度も言うがこの会社は

その目白事務所の広さでも全然十分な会社だったから

 

店舗兼オークション関連の拠点とそれ以外が合わさった拠点の2つでやるのが

今でも正解だったと私は思っている。

 

 

倒産理由にも書いてあったが在庫が増えたのも原因とあるがこれは矛盾している。

減らす努力もせず、「人件費負けするから」・「安価だから」・「閑散期にやるから」

それが言い訳のように繰り返された結果がコレである。

 

人件費負けしない商材・高価な商材が常に1年中仕事が途切れないほど続くと思いますか?

無理でしょう?

 

なら、絶対に量が多いその「人件費負け」・「安価」と言ってる商材をなくす手段を

考えるのは最優先だと私は思う。

なぜなら、ほったらかし=家賃の無駄・場所の無駄にすぎないからだ。

 

 

倒産の後始末で

出品すらしてない大量のPCだったり、アニメグッズ、オーディオ関連・ジャニーズグッズを見て

私はただただ爆笑しましたね。

 

てめえら出品が1年・2年とほったらかしにした結果がコレだぞ、と。

 

 

私はあえて黙っていたのだが

実はその2020年10月の移転で輸送した段ボールで

2024年1月の倒産までほったらかしになっていた段ボールがあったのだ。

 

やばくないですか?

 

3年以上もずーっと放置。

普通なら考えられない。だから、私はあえて引っ越しから何日後に処理するのか見ものだと高みの見物していた。

 

結果、まさかの永遠放置という結果だったのですが。

 

そりゃあ、こんなにも売りたがらない会社が成り立つわけがない。

私はあくまでも査定ですし、私が指摘しても一切スルーしてきたのですからじゃあもう何も指摘しないし、何も発言しないと決めていたのでいい気味ですねと言うことです。

 

 

 

この年は私の中で

「辞書機能」・「クリップボード」の発見が大きかったってのが唯一の収穫。

 

この世で1番嫌いなものを挙げよと言われたら私は「パソコン」と即答するくらい大嫌いなので

パソコンの知識など皆無。だから辞書機能・クリップボードなんて当然存在すら知らないのだ。

 

しかし、たまたま読んだビジネス書で偶然その言葉を知った事で

存在を知ったわけですね。

 

これを査定に応用したわけです。

 

 

「買取」って単語は必須なので「か」で登録したり

「ASIN」も付いて回るものですからASINでその商品の単語を登録したり

査定スピードが2倍は早くなる結果となった。

 

それらを使用する前の私の最高査定数は1日70件だった。

 

他の査定者の7倍は処理している。

素の状態でこの有様だったのだから、私がパソコンの機能を理解してさらに上がったところで

会社が私に依存する事がさらに増しただけで実質は私にとって無意味かつ自分の首を絞める結果となった。

 

なので、この先もしパソコンを多用する会社で働くことになったとしても

私はこれらの機能を多用する事は絶対しない。

仕事スピードが速くなったところで無意味だからだ。アカツキでそれを学べたのは収穫だったかもしれませんね。

 

7年半働いて唯一学んだことは「頑張った奴が損をする、頑張らない奴が利口だ」

これがこの世の中なんですね。

 

だから、私は二度と頑張るつもりはない。