主人公の「ロゼット・クリストファ」は悪魔祓い専門のシスター。相棒の「クロノ」と共に、悪魔祓いをしていくというお話です。
1920年代のアメリカという設定です。
弟を連れ去られた「ロゼット」は「クロノ」と悪魔祓いをしながら、弟探しを…。
勝気で、ドジなところもあり、元気なシスターという設定です。
で、実は「クロノ」も実は悪魔、それも相当上位の悪魔なのですが、諸処の事があり、今は爵位はく奪されて、悪魔界から追放の身。
「クロノ」の悪魔の力を封印するのが、この時計です。
「ロゼット」は弟を助けるために「クロノ」の契約者となります。
「クロノ」の力を解放するためには、契約者の「魂の時間」が必要です。
その「魂の時間」を刻む時計…。
力の解放された「クロノ」…
話しは、弟を助けるお話に徐々に移って行き、弟「ヨシュア」の能力を欲する敵のアイオーンという悪魔との一騎打ち的様相へ。
最後は無事に世界とヨシュアを救うということになるのですが、「魂の時間」を使い果たしてしまい、「ロゼット」と「クロノ」二人とも姿を消してしまいます。
「クロノ」の壮絶な力がメインに置かれる話しかとみていたのですが、「ロゼッタ」にスポットを当てた作品でした。
「川上とも子」さん、明るく、前向きな「ロゼッタ」、弟を助けるために一心な「ロゼッタ」、そのために「魂の時間」を費やしていく葛藤を見せる「ロゼッタ」、いろんな面を持つ主人公を上手に演じられていました。
特にラストの「魂の時間」使ってしまい、最後に「クロノ」と二人でという場面、「まだまだ、声優を」と思われていただろう「川上とも子」さんとダブってしまいました。
本当に早過ぎました。