本日は広島県三次市に来ています。

三次は広島県でも山間部にある都市で、昔からワニを食べる地域でもあります。

スーパーに行くと鮮魚コーナーにパック詰めされて売っています。

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結構高いね。
赤身の魚みたいでしょ。

そう、魚なんです。
ワニと言ってもアリゲーターやクロコダイルなどのワニではなく、関東で言うフカ、サメのことなんですね。

山間部にある三次は、明治時代までは瀬戸内海や日本海で採れた魚を運ぶ間に腐ってしまうので、海の魚は食べれませんでした。

サメは体内のアンモニアを分解排出できない魚なので、食べるとアンモニア臭さがあるのですがアンモニアがあることで腐りにくい魚なのです。

そこで三次の人達はサメ=ワニを昔から食べる様になったのです。


ここで久々の阿修羅の知ったかぶり!

「因幡の白兎が島渡りするのに背中を飛んで渡った動物はサメ?ワニ?」

皆さん因幡の白兎のお話を知ってますか?

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昔昔、因幡の国(鳥取県東部)の島にいた白兎が島を渡ろうとして、海にいたサメに向かって自分達の仲間の数とどっちが多いか競わないかともちかけます。
サメは白兎が言うとおり、島から島へ横一列に並び、白兎はその背中を1・2・3と数を数えながら渡って行きました。
あまりにもうまくだませたので、嬉しくなった白兎は渡り切る前にウソだったことを得意げにバラしてしまいます。
怒ったサメは白兎に噛みつき、白兎の皮をはぎ取ってしまいます。
白兎は痛くて泣いているところに出雲から来た大国主命に助けられるお話です。
現在その場所は白兎海岸と言う地名になっています。


このお話、実は似た話が東南アジアに多くあり、白兎がサルやマメジカになっていますが、ワニは爬虫類のワニなのです。
その話が日本に来た時、日本にはワニがいなく、出雲や因幡ではサメのことを和邇(ワニ)と呼んでいたことから話がサメに変わったものだと考えられます。

とても面白いと思いませんか?



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