台湾当局の発表によると、離陸後 No.2エンジン(右側)に異常を示すアラームが発されたとのことです。



不可解なのは、パイロットがこのアラームのあと、No.1エンジン(左側)の出力を下げることに言及した会話がレコーダーに残っていたことです。



通常ひとつのエンジンが異常をきたした場合、もう片方のエンジンの出力を上げ高度を保つなり空港へ引き返すなりするのですが...



レコーダーに残っていた記録によると、この後No.1エンジンはシャットダウンされ、プロペラもオートフェザーされました。パイロットもそれを確認した会話が残っているようなので、パイロットが意図的にNo.1エンジンを停止させたようです。



こうなると、No.1エンジンも何かしらの異常をきたしていた可能性が。

それかまさかとは思いますが、異常のあるエンジンを取り間違えて、正常に作動しているエンジンを停止させたなんてこと...



これから出てくる資料が気になります。



いずれにせよ生存者がいたことは奇跡的ですね。乗客の皆様のご冥福をお祈りいたします。



資料:

http://www.latimes.com/world/asia/la-fg-transasia-taiwan-crash-20150206-story.html