節約・慎重 主役は白物家電 ボーナス商戦「家庭回帰」くっきり http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081215-00000016-fsi-bus_all
12月16日8時33分配信フジサンケイ ビジネスアイ世界的な金融不安や景気後退を受けて大企業や公務員のボーナスが前年割れする中で始まった今冬のボーナス商戦がピークを迎えている。節約志向や家庭回帰を反映し、家電量販店ではエアコンや冷蔵庫など白物家電が売り場の主役になっているほか、百貨店ではクリスマスケーキやおせちの予約が好調だ。ただ、期待通りの売り上げにつながっているかは不透明だ。≪衝動買い減る≫ボーナスがほぼ出そろった先週末、多くの家電量販店や百貨店、スーパーはにぎわいを見せた。家電量販大手のビックカメラは13、14日の売り上げが前週末より約3割も伸びた。来客数も「前年と比べて14日は雨が降ったため減少したが、13日は増えた感じだ」(広報IR部)。とはいえ、消費者の財布のひもは、量販店の期待とは裏腹に緩んでいるわけではない。「衝動買いが減り、店頭で何度も値段交渉をした上で決めている」(同)というように、慎重姿勢が目立つ。例年のように薄型テレビが主役といった華やかさもない。代わって白物家電が好調だ。少々価格が高くても毎日の電気代を抑えようという意識から省エネ対応エアコンが人気だったり、外食を減らして自宅で食事をする内食志向の消費者が増えていることを反映して大型冷蔵庫が売れている。消費者の高い生活防衛意識が見え隠れする。大手スーパーは、消費者の節約意識を逆手にとる作戦に打って出た。値下げセールによる集客だ。イオンは13日、1万1000円分の商品を1万円で購入できるプリペイドカード「がんばろう日本。お買物カード」をジャスコなど全国1000店で50万枚発売した。ジャスコ品川シーサイド店(東京都品川区)では、午前9時の発売開始前に200人が行列をつくり、1500枚が即日完売。生活防衛に敏感な消費者から支持された格好だ。同日からは冬物衣料品を最大50%値下げする「緊急冬物値下げ宣言セール」も開始して、消費意欲を刺激している。「21日にプリペイドカード販売の第2弾を予定しているほか、さらに値下げ対象商品を充実させる」(広報)とキャンペーン効果に期待する。◇≪来店は増えたが≫一方、厳しさが増しているのが百貨店だ。「9月以降厳しい状況が続いていたが、12月は客数がプラスに転じている。先週末も来客は多めだった」というのが三越。高島屋も「12月は週末の来客が前年比プラスで推移している。先週末も前年を4%程度上回る集客があった」という。株安に加え、雇用や賃金に対する先行き不安から、衣料品や高額品などの売れ行きは依然として厳しい。一方で、年末年始の旅行を取りやめて自宅で過ごす家庭が増えることを映して、クリスマスケーキ、おせち料理などの予約が健闘している。昨年に比べて多いという来客も、狙いはおせち料理など食品に集中している。ボーナスが出そろった後の初週末となった13、14日は、「これまで節約してきただけに、少しは消費が増えるのではないか」(大手百貨店)と期待されていた。従来なら「お歳暮の注文に来る顧客は、ついでにいろいろお求めいただけるケースが多かった」(同)ためだ。しかし、今冬は様子が違う。「来客は多いが、衣料品などがついでに売れているという感じはしない」(三越)という。百貨店ではここにきて客数こそ回復基調にあるが、具体的な購買に結びついていない状態が続いている。先週末も、そうした傾向に変化はなかった。注文が好調なおせち料理のほかにも、食品などは前年を上回る堅調ぶりだというが、いずれも自宅などで楽しむもの。「おせち料理などは好調だ」(高島屋)というあたりからは、年末年始も外食を控えて自宅で食事をする消費者が多くなることをうかがわせる。今冬はボーナスが出ても生活防衛から、勢いで買い物をする消費者は多くない。財布のひもは依然として固いままだ。とはいえ、先行きに期待が持てないわけではない。「あと2週間強。来年1月に入ると各百貨店でセールが始まる。生活防衛意識が高まっているときなので、この冬は買い物が控えられている可能性もある」(大手百貨店)という。年末商戦がだめでも年始で挽回できると見ている。(青山博美、佐竹一秀)
[引用元:Yahoo[経済総合(フジサンケイ ビジネスアイ)]] 英語教材 エブリデイイングリッシュ 1000時間ヒアリングマラソン スピードラーニング キクタン英会話