S氏の相場観:世界中に借金を押し付けた米国
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080916-00000006-scn-brf
9月16日7時56分配信サーチナ・中国情報局カリスマトレーダーS氏が斬る、独自情報による市場展望◆概況米という国を想像して、皆様は何を思い描くでしょうか。 世界一の軍隊を持つ国、世界一多様な人種が集まる国、世界一お金の集まる国……など、人それぞれではあるとは思いますが、日本人なら行ったことはなくても映画を見たり、ドラマを見たりで、色々とイメージしやすい国であります。今から約半世紀前に日本は米国に戦争で敗れたわけですが、いつの間にやら誰もが知っている身近な国となっていました。しかし、その真実を知るというか、正しい知識を持って米国を見ている人はそう多くはないという感じがします。今回のサブプライム問題を発端とする世界経済の減速というか、もはや景気後退局面であることは確かであります。最近はかっこよくリセッションだとか言われておりますが、要は景気が悪くなってきているということが大問題であるわけで、今もっとも関心を示さなくてはならないことは、この景気後退がどこまで続くのかということを予測しなくてはなりません。しかし、実際にどこまで景気後退が続くのかを予想するのは簡単なのですが、当てるとなれば不可能としか言いようがなく、たった一つしかない答えに対して幾通りもの答えと道筋があると言えるでしょう。今の局面は非常に難しく当てられるわけがない状態なので、この局面で先行きを断言する人が居れば、まあそれは詐欺師ということで片づけておけば良いでしょう。もしかしたら神様もわからないかもしれない……今はそれぐらい難しい相場でありますから、予測はしますが、すべては動きを見ながら予測に日々修正を加えながらの対応として行くほかはないといったところです。◆日本のバブル日本のバブルが崩壊し、10年以上もかけてその損失を隠し続け、やっと公的資金を入れたがそれも手遅れで、日経平均が底を打つ2003年まで株価は下がり続けました。その時は世界の中で日本だけがバブルであり、それが崩壊した日本の政府の対応をモラルハザードだと一番に批判したのは米国でした。世界中は誰も傷つかず、日本だけが大騒ぎして散っていった感じでしたが、調子に乗りすぎて日本の不動産会社が米のロックフェラーセンターまでも買ってしまったのですから、これはどう考えたって怒りますよね……。戦争に負けたことに対する復讐だったのかな。って思ったりもしましたが、結局はロックフェラーセンターもバブルが崩壊して半値位で売らされる結果になりました。当時の日本は、特に不動産会社と証券会社と銀行の関係者の金回りが凄まじく、銀座を歩けばどこの店に行ってもこれらの職の人が飲んでいたもので、本当に沸き立っていた時代でしたが、皆様がご存じのとおりそのバブルははじけてしまったのです。その時は正に日本だけがバブルであったのですが、世界中の誰もこのようなふざけた国には手を差し伸べてはくれず、やってきたのは巨大なハゲタカだけでありました。300億円も使って作った施設が数億円で買い取られていくなど、本当に恐ろしい金額が消えていきました。特に役人が作った施設は悲惨そのものでしたが、役人もバブルでおかしくなっていたのでしょうね。過ちは過ちですが、ちょっとは同情したりもします。さて、これが日本のバブルであったのですが、今回の米の住宅バブルは一体どんなものだったのでしょうか。◆米のバブルは世界のバブルとりあえず一言で表すならば、日本以外の国すべてを巻き込んだ世界中のバブルであったということが言えそうです。どうして世界中がバブルになったのかというと、その発端がサブプライムローンであるのですが、そもそもそれは米国の問題であり、本来ならば米国だけがバブルになって、今度は米国にハゲタカが集まる事態になるはずした。しかし、現実はそうではなく、世界中がバブルに沸きたってしまったのです。なぜか。 昨日発売になった日経ヴェリタスにグリーンスパン氏の特集が組んであるのですが、そこにも書いてあるとおり、同氏は2002年11月に米の住宅バブルを警戒し、FOMCで懸念を表明しているのです。住宅の値上がりをあてにした借り入れが住宅バブルを形成し始めたのはこのころからなのですが、分かっているならなぜ止めなかったとか、それを止めるのは政府と中央銀行のやることではないとか、まあいろいろ書かれているわけですが、詳しくはヴェリタスをお読みください。結果的には住宅の値上がりをあてにしたバブルが起こり、それが崩壊したということになります。そして、日本のそれと大きく違うのは、米は世界中を巻き込んだという点であります。この部分はヴェリタスでは触れられていなかったのですが、簡単に説明させていただきますと、このままバブルが崩壊したら大変なことになると考えた上層部は、危険なサブプライムローンの債権を正常な債権に混ぜ込んで、とんでもない危険をはらんているのを承知で複合債権作り、それをA格債として世界中に売りつけたのです……例えるなら、それは時限爆弾の混じったリンゴケースの様な感じで世界中に出荷されていったのです。魅力ある債券を買えば、そこから生まれるであろう利息をあてにした資金までもが動き出す……。しかも、その頃の日本はゼロ金利政策をとっていたので、世界中から円を借りて他の通貨で運用するといういわゆるキャリートレードも手伝って、その時限爆弾の入ったリンゴケースは瞬く間に世界中に広がり、一斉に爆発の時を迎えたのです。本来ならば米国だけが大混乱するはずだったバブルの崩壊は、世界中を巻き込んだのです。これほど頭の切れるグリーンスパン氏が、こうなることを読んでいなかったわけがないと思うのですが、世界中につけを回した張本人かもしれませんしね。そうだとしても誰にもしゃべることはないでしょう。まあ、この辺はよくわからないので断言はしませんが、住宅の値上がりをあてにした借金で遊びまわって、その支払いを隣の家にまで支払いをさせているようなものですから、とても許されるはずもないのですが、米に逆らえる国などありやしないのです。ここまでくると、アリとキリギリスという童話を思い出す方も居るかと思いますが、私が米国に持つイメージとは正にこれであります。キリギリスの集団国家……◆住宅問題の出口日本はバブル崩壊から10年以上もかかってやった公的資金注入を、米は1年足らずでやってのけました。日本にはモラルハザードだと強烈にバッシングしたのに、涼しい顔でさっさと注入しました。ちょっと前まで公的は入れない。って断言してたのにです。入れるのは良いと思うのです。入れなきゃこの問題は解決しないのですから、入れたことに対しては尊敬しております。ただ、当時はモラルハザードだとか言って悪かったねと、詫びを入れるくらいは必要なのではないでしょうか。これができるようなら私の米国の見方が大きく変わりますが、まあ、詫びは入れないでしょうね。本題に戻しますが、米の住宅事情は日本のそれとは違いますので、実際の調整は10年も必要とするわけはないのです。確かに値下がりはしておりますが、日本は人口が減少しておりますが、米は確実に増えているのです。例え生まなくても移民が流れ込んでいるので、確実に人口は増えているのです。人口が増えるということは、確実に住むところが必要となるわけで、たとえ今は貧乏で家が買えないとしても、値下がりが続けばどこかで売り物はすべて買いつくされるのです。なので、日本のように10年以上も苦しむということはないはずなのです。また、今回バブルがはじけた原因の一つに、商品市場の暴騰があげられると思うのですが、どう見てもピークは過ぎており、いずれは消費者価格も下落に転じてきます。滞っていた消費も復活し始めますし、いつまでも混乱が続くことはないでしょう。しかし。 これがいつどうなるのかは、絶対に誰にも分からないのです。まだまだ借金は隠れておりますし、原油価格を下げたくないという悪あがきもあるでしょう。また、すでに多くの損失が出ているわけですから、それを回避するために常套手段である戦争というカードを切ってくる可能性もあります。予測してもしきれないのが今の世界情勢であります。絶対に出口があるし、再度上向きになる可能性が高いのですが、そうなる前に腐ったところは切り落とさなくてはなりませんし、その手術が完了するタイミングを読み解くのは不可能であろうと思います。◆今後の相場予測と対応方法このような状態でありますので、今は本当に難しい局面であります。トレンドは下向きであり、当分は大きな上昇につながるようなことはなさそうでありますが、積極的にカラ売りを仕掛けるほど弱くもないように感じております。このような相場でありますから、私の投資スタンスとしては、当面は大きく上げたら売って、大きく下げたら買うといった感じが良いと思って行動しております。そして、資金の半分以上は現金で待機させ、現金は使ったとしても日計りで済ませるようにすべきと考えて行動しております。相場が大きく上昇し、「このまま上に行くのか。」って思ったら売って、「こんなに下げたらもうやばい。」って思ったら買う感じです。ただ、本当に相場が変化するようなことも起こりうるので、そのような変化が現れた時は、絶対に見逃さないようにしなくてはならないでしょう。まあ、当分はそのような変化はないと思いますので、しばらくはこのスタンスで細かい運用という形になりそうです。■次回予告:不動産会社の性質と証券界の悪事本当は今回書く予定だったのですが、あまりにも長くなりすぎましたので、次回に回すこととしました。あくまでも私の感覚での見方ですが、このような記事を毎日ブログに掲載しております。興味のある方は、私のブログにも遊びに来てみてください。(執筆者:S氏。日本株ブロガー第1号、カリスマトレーダー。)
[引用元:Yahoo[市況(サーチナ・中国情報局)]]
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