シュテープス祭り、いよいよ | Asuka's Diary



シュテープス祭りについて、

田中せい子先生がSNSに書いてくださったことを

下記に転載させていただきます。

このように書いてくださるのは、本当にありがたいです。

なぜなら、私はもうこんなに冷静に、客観的に

シュテープスと向き合えなくなっているから…笑

2022年1月に録音の構想が動き始めて、丸4年。

それがあと数日で終わってしまいますおねがい

この締めとなるコンサートを、皆さま、是非聴きにいらしてくださいね!!


ハンス・ウルリッヒ・シュテープス(1909−1988)というドイツの作曲家はリコーダーの20世紀における再復興に大きく貢献した人物です。多数のリコーダー曲を作曲したばかりでなく、アマチュア的に使用されていたこの楽器を他の楽器のレベルにまで押し上げるべく、優れた教則本を書き、それは現在でもリコーダー専門家にとっても必携の一冊となっています。


この度リコーダー奏者高橋明日香さんがこの作曲家にスポットを当て、3枚のCDを制作されました。リコーダー独奏曲からアンサンブル曲、そして歌とピアノとの楽曲まで、これまで誰も取り上げることのなかった規模でシュテープス作品を紹介する素晴らしい試みです。現在までに2枚のCDが発売されており、いよいよ最終盤となる3枚目のCDが1月10日のコンサートに合わせて先行発売されます。3枚目のCDは全てリコーダーアンサンブル曲で、愛好家にもお馴染みの曲から、演奏記録や参考音源も見つからず、曲の複雑さから演奏される機会がない名曲まで、とても変化に富んだプログラムで、リコーダーアンサンブルの響きを存分にお楽しみいただける1枚となっています。


そして1月10日のコンサートは全3枚のCD録音に参加した多彩なゲストを迎え、リコーダー、ピアノ、歌を交えて繰り広げられるシュテープス音楽の祭典となっております。(ピアノ、歌とのアンサンブルはCD 1,2枚目に収録されています。)


リコーダーの現代史はこの人がいなければ成り立たなかっただろうとも言えるほど重要な存在であったシュテープスの作品をまとめてお聴きいただける機会はそうありません。シュテープスファンにはたまらないリコーダー作品の数々のみならず、彼がピアノや声楽とリコーダーをどのように作品の中で扱ったかを紹介するこの企画は、リコーダーの復興史においても非常に意義深いものです。

彼の全盛期は1960〜70年代でしたが、この時代特有の生き生きした懐かしいサウンドに包まれながら過ごしていただくひとときは、きっと格別な体験になるのではないかと思います。


3枚目のCD販売は1月10日に会場にて行われ、同時に出演者によるサイン会も開催されます。