イースター前の聖土曜日は
《マタイ受難曲》を聴きにいきました。
家でゆっくり鑑賞することはなかなか難しいので、
マタイは現場で聴くに限る(笑)
BCJのプログラムの表紙がこのタイプになってちょうど10年になるので、
過去のマタイのプログラムを並べて見ました。
左から2018年、2022年、2025年の。
毎回とてもお洒落です。
下記のように説明が書いてありました(2018年は不明)。
2022-2023シーズンの表紙は、14世紀のブラックレターをベースに、ドイツの書体デザイナールドルフ・コッホ(1876-1934)によってリメイクされたWilhelm Klingspor Gotischという書体を示にデザインしています。ドイツ発祥のテクストゥーラ体から影響を受けた装飾的な書体です。今号は受難曲にちなんで、Xをデザインしています。
2025-2026シーズンの表紙は、音楽出版者・ブライトコプフ(1719~1794)によって設計されたBreitkopf Frakturという書体を元にデザインします。クリスマス・オラトリオのリブレットに使用されている書体に近いものから選定しました。今号は受難曲PassionのPをデザインしています。
