セタガヤ・クォドリベット第6回演奏会、盛会でした。

合唱団の皆さま、本当に素晴らしかったです。

私は、おかげさまで、バッハの書いたリコーダー作品を全て演奏したいという夢の実現へ、

また1つ階段を上ることができました。

このような機会をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

今回初めて演奏したのはBWV96。

リコーダーの出番は冒頭のコラールのみで、アリアはないのですが、

ゆったりとした弦楽とオーボエの上で、リコーダーだけが奏でるおびただしい数の16分音符。

これは明けの明星をあらわしているそうです。

明けの明星=イエスの象徴。

ソプラニーノ・リコーダーでキラキラキラキラっと、星をイメージして吹きましたが、

いやー、本当に鍛えられました。

精神的にも肉体的にも、そして技術的にも成長することが出来た本番でした。

まさに、心技体。

 

そしてもう1曲は、今年2回目(人生で9回目)の BWV182。

でも、初めてのライプツィヒ第2稿での演奏で、これが冒頭のシンフォニアから、驚きとわくわくの連続!

新たな気持ちで、ロバに乗って黄金門へと向かいましたよ。

今回のBWV182はちょっと特別な思いもありました。

来年3月に再びイスラエルに行く予定をしていたのですが、昨今の情勢により中止となりました。

イスラエルでガイドをしてくださった方が

「3大宗教の聖地であるここ、エルサレムが平和になれば、世界が平和になる」とおっしゃっていたのが、忘れられません。

今、その真逆のことが起きてしまっていますが、一日も早く平和が訪れることを願っています。

 

スターキラッキラの☆と、ソプラニーノ・リコーダー。

 

ホテルから、浅間山の眺め。

 

演奏会の翌日は、レッスン生の方から軽井沢のホテルにご招待頂いていたので、

びゅーん新幹線後ろ新幹線前と行って、ゆ〜っくり温泉につかってきました温泉

駅からホテルへ直行、ホテルから一歩も出ず、

滞在時間も19時間くらいの旅笑でしたが、リフレッシュできました。