昨日は、葉山へチェンバロの文栄ちゃんの
リサイタルを聴きに行きました。
会場は大正3年に建てられた国登録文化財・東伏見別邸で、
チェンバロにぴったりの空間でした。
フレスコバルディやブクステフーデの音楽に応えるように、
外からは鳥の鳴き声が聴こえてきて
五感が研ぎ澄まされる時間でした。
せっかく葉山まで行くので、
幼少期に祖父母が住んでいた逗子の家の前まで行ってみました。
夏休みやお正月などを過ごした思い出の地です。
道も広場も狭く感じます(私が大きくなったのだな
)。
そして、さらに横須賀まで足を伸ばしてみました。
この秋に、ここの美術館で演奏会が出来るかも、と
横須賀出身のギタリストと準備を進めていたのですが、
結局、今年はコロナのことがあり諦めてしまいました。
また来年以降、出来たら嬉しいです。
とっても素敵な美術館でした!
現在の展示は「糸で描く物語」というもので
衣装やアートしての、刺繍を世界各地から集めたものでした。
ため息が出るほど細かく、贅沢なものや
ほのぼの、あたたかみのあるものなど、
刺繍といっても色々ありますね。
着物や帯に施された日本刺繍も展示されていましたが
眼福
しかし、それらを見ていて思ったのですが、
刺繍って究極の不要不急ではないですか
でも、なぜここまで世界各地に刺繍という文化があるのかというと、
例えばカナダのイヌイットなどでは
刺繍によって、不安定な狩猟生活から安定した生活をするために広まり、定着したということを知りました。
そういえば10年前の東日本大震災の時に同じようなことがあり
東北の女性たちが、手編みのハートのブローチを作って販売していたので
支援のためにいくつか購入しました。
10年経っても、まだ続いており
これはもう文化というより産業として定着していますね。
イーストループというプロジェクトです。
刺繍ではありませんが、同じ手仕事で
ジュン・アシダによるこのような取り組みもあったな、
と思い出しました。
話がそれましたが、刺繍で気持ちが贅沢になり、
その後に聞いたチェンバロのリサイタルでは
イタリアの作品に演奏する際に施す装飾についての解説を聞き、
刺繍もチェンバロも同じだ!などと
感じていました
(ざっくりすぎるかな、笑)
いい一日でした

ここ数日、お会いした方はご存知だと思いますが、
瞬き
が出来ないほどのものもらいが出来ており
が出来ないほどのものもらいが出来ておりお岩さんのような顔でした
疲れから抵抗力が弱っているのでしょうか…
リフレッシュ出来たかな、と思います。




