神戸、東京ありがとうございました | Asuka's Diary
神戸聖愛教会〜とってもよく響く!

神田キリスト教会〜慣れているので演奏しやすい!

ブルー音符むらさき音符ピンク音符ブルー音符むらさき音符ピンク音符ブルー音符むらさき音符ピンク音符

「深淵なるバロックの響き」
神戸公演、東京公演、終演しました。
どちらの公演も直前にプログラムを増刷したのにもかかわらず、
足りなくなってしまうほどの大盛況。
嬉しい悲鳴でした。

初めての仲間たちと、初めての曲、
そしてこの演奏会のために
無理を言って仕上げてもらった初めての楽器(ソプラノのガナッシ)。
初めて尽くしで、個人的は超大変でしたが、
東京公演の時にはようやく余裕もうまれてきて、
“なんで余裕がうまれた時には終わってしまうんだよ〜っ”という感じ笑い泣き

そして久しぶりの自主公演で、
プログラムを作ったり、チケットを管理したり、
移動や宿泊など各種清算…
(今回のメンバーは、ドイツ、スイス、京都、神戸、東京に点在!)
などなどもあり、
あまりの余裕の無さに、
本番の写真が一枚もありません爆笑
こんなこと初めて爆笑わはは

神戸空港から撮った六甲の雪山を載せておきましょう。

あとは、東京の打ち上げで行った日本酒のお店で
飲みまくった写真とか。


サクバットとのアンサンブルは初めてだったので、
私自身どのように曲が仕上がっていくのか、
どのような響きになるのか未知の世界でした。
しかも、コンサートの主たるテーマであった、
“ドイツ・オーストリアの響き”…な作品は、
マニアックで、私も知らない作曲家ばかりでした。

そして、それらのプログラムの中心に挟んだイタリアもの2曲。
ひとつは、スパーディの《もう一度離れたい》によるディミニューション。
これは、サクバットの栗原さんに、
4声の声楽曲にリコーダーでディミニューションを重ねたい、
とリクエストされ、すぐにこの曲を思いつきました。
大学院修士演奏会でもやった大切な曲です
(その時は弦3本に重ねました)。

もう1曲は、ウッチェリーニの《ベルガマスカ》。
これは、もう単純にあのグラウンド・バスを
サクバットでやったら楽しいだろうな!と
思ったからです。
どーふぁーそーどー、どーふぁーそーど♪
はい、そして楽し過ぎてニヤニヤニヤリ
「先生、いつにも増して楽しそうでしたね」と
レッスン生に言われてしまいました。

いやあ、楽しかったです。
長くなったついでに書きますと、
私は小学校の時に憧れていた楽器がトロンボーンでした。
クラスメイトのT屋T子ちゃんが、
吹奏楽部でカッコ良く吹いているのを羨望の眼差しで見ていました。
私もやりたくて仕方なかったのですが、
「どうしても、吹奏楽部だけは、ダ!メ!」
と言う母の教えを泣く泣く守っていましたえーん
結果的にそのストレスが人生を変えることになります。

6年生の時に音楽の先生が変わり、
それまで学校になかった
合唱部とリコーダークラブを創設。
「これだ!ラブ」と思って、
それまで入っていた料理クラブをやめ、
リコーダークラブに入りました。
その時は、特別リコーダーが好きなわけではありませんでした。
ただの反動(と母への反発ニヤリ)です。
家に帰り「リコーダークラブに入ったよ」と
しれっと言った時の、母の顔…びっくり
そして、今の私があります。

かっこよくトロンボーンを吹いていたクラスメイトと、
吹奏楽部入部を阻止し続けた母、
そして、リコーダークラブを作ってくださった先生に
感謝感謝の人生です照れ

おしまい〆