終演しました。
いや、知らないだけで、音楽学の世界では、
西のブクステフーデ、東のメーダーと言われるほど
重要な位置付けの作曲家なのだそう。
個人的には、切望している
“バッハ”の“マタイ受難曲”の本番より先に
このマニアックなマタイを経験してしまいました。
(バッハのマタイは本番で歌ったことはあるけど、
3時間の中でリコーダーの出番は1曲だけなので、
その為だけにリコーダー奏者が起用されることはまずないのです)。
メーダーのマタイ。
1時間40分と、それこそバッハに比べればコンパクトですが、
まったく気が抜けず、緊張しっ放しでした。
楽器を持ち替え、立ったり座ったり、
オクターブ上げて合唱をなぞったり、リコーダーのユニゾンだったり、
ええと次はなんだっけ…とばたばたしている間に
受難の物語は進み…
でも、
「リコーダー大活躍でしたね」「きれいな音がよく聞こえました」と!
また合唱の方々からも
「リコーダーと一緒だと歌っていて心強いです」と言われて
にっこり
ありがとうございました。

