高松宮殿下記念世界文化賞 | Asuka's Diary
高松宮殿下記念世界文化賞が、昨晩発表され、
音楽部門は、
エストニアの作曲家、アルヴォ・ペルトが選ばれました。

私の大好きな現代作曲家なので、ちょっと心が躍りました。

エストニアは、合唱大国。
つい先日も、首都のタリンで、100年以上も続く伝統的な合唱祭が開かれ、
人口130万人ほどの小さな国において、
その出演者は2万人、聴衆は10万人といいますから、
その盛り上がりたるや・・・目に浮かびます。

ペルトも、そんなエストニアの作曲家らしく、
合唱曲を中心に作曲していますが、
リコーダーのための作品も書いています。

リコーダーの現代奏法に頼らずに、
響きを大切にした、
いかにも、合唱の作曲家の作風です。

こういうリコーダー作品を書く現代作曲家は非常に少ない!
ということで、ペルト、そしてペルトの音楽、
さらにはペルトのリコーダー曲が
今回の受賞によって更に広まれば、嬉しいです!!

3年前の夏の大合奏で、 'Summa'という曲をやりましたね!
本当に美しい曲です。

弦楽バージョンと合唱バージョンの 'Summa'をどうぞ。
(本人によってリコーダー編曲も出版されています)