震災により、いつもより一週間、遅いスタートですが、先週から小学校講習が始まりました。
沼田、みなかみ、桜川、つくば、阿見と飛び回っていますが、新幹線、電車が時刻通り動いてくれていることの有難さ。
一ヶ月前でしたら、難しかったでしょう。
この震災で、3月になれば卒業して、4月になれば入学、新学期という、当たり前のように行われていた事が、当たり前ではなくなってしまいました。
いつものように講習が出来る事に幸せを感じます。
昨年の最終日に行った学校。
ひとつの学校は、一キロ離れた民家の二階部分が、そのままの形で学校の屋上に流れ着いていて、家の持ち主の方が、驚いている様子が報道されていました。
そしてもうひとつの学校は、生徒、先生の7割が津波の被害にあってしまい、多くの報道がされている小学校。
この学校の講習は、鮮明に記憶に残っています。日が当たらなくて、6月末なのに肌寒い音楽室。とっても厳しそうな男の担任の先生と、いい子たちだった。グレーの床にきちんと正座で座った子どもたちと、一時間の講習。早く着き過ぎてしまった私を、丁寧に、そして明るく迎えてくれた、職員室の雰囲気も。キラキラ輝く北上川と、周りの新緑をずっと見ながら、石巻まで車で一時間の距離を、送って頂いたことも。
思い出の校舎も、多くの尊い命も、津波で奪われてしまいましたが、私の記憶の中で、大切な一校。
沢山の情報に翻弄されて、ものすごく落ち込んだ3月。4月になったら、どんな顔をして、小学校に行けばいいのか…と悩んでた。
でも、今年も元気な子供たちに、沢山のエネルギーをもらって、動かされています。
充電しつつ放電中、そんな私の新学期。