「寂しい時は猫が一番効きますから
ちゃんと穴ぼこ埋めてくださいね
心の中のさみしい穴ぼこ
その子がしっかり埋めてくれますから」
レンタネコ作中より
凄く深い内容で元気になる、可愛い映画だった。
パンとスープとネコ日和と同じセットもあり…、
とうとう、妻と娘の元へ戻る日。
「まみこちゃんを僕に下さい」
主人公がさながら神父様のように、おじさんに尋ねる。
「どんな事があっても、
最後を看取る事ができるか?」
人と猫が本物の家族よりも、本物の愛になった。
靴下の穴は、赤い糸で塞がっていた…。
人間の愛は一度離れたら、元に戻すのは相当難しいことだ…。ランク付する女の話
主人公が、ランク付けが好きな女に
「貴方はなにランク?貴方からみて私はなにランク?」と問う。
「私はCランクです。。」
ランク付けする女は、変わったドーナツの食べ方をする。
ドーナツの穴を最後に食べるのだ。
そんな彼女に猫を無料で貸すと言う主人公。
貴方困りませんか?と主人公の外見で判断するランク付け女。
主人公の副業を聞いて、「貴方はAランクだ」と言い放つ。
「もうランク付けするのは辞めましょう?
穴は食べるものじゃ無くて埋めるものです」
嘘つき男の話
「インドに人を探しに行く前に猫を借りたい」と言う同級生の男が現る。
「アリの穴見つけたら普通埋めるでしょ」と言う男に、「あんたの普通はみんなの普通じゃないの」と言う主人公。
今は何してるの?と聞いたら、泥棒だ、と答える男。
昔から男は嘘つきだと言う主人公。
「例えば俺がインドに行っても俺のこと覚えててくれる?」
そして消えた男…。
後から警察が泥棒男を探していると知ることとなる。
「埋めなきゃいけないのはアリの穴じゃなくて、
あんたの心の穴だぞ」
男は昔から正直で、嘘はひとつも言っていなかったのに、主人公が彼の言葉を信じていなかったから、記憶の中で嘘つき男になっていたのだ。。
中学生時代の回想は、純粋すぎるが故、ソーダアイスを盗んできたのかと、しんみりする。
失礼な隣人の話
毎回、隣人のおばさん?が失礼だ。
例えば、
一人で流しソーメンをしてた主人公に、
「夏の日の1人ソーメン虚しけり」なんて言ってくる。
「あのババア絶テェ許さねえ…あー結婚したい」と言うやりとりが毎回ある…笑
ところが、
最後の章で、おばさん?が主人公に優しさを見せる。
「元気ないね!また男に振られたのかい!
たまには我慢しないで泣いてもいいんだよ!
その顔ブス!塩でもつけて食べな!」
とゆで卵を渡し去る…笑
嫌な人だと思ってたら、とても優しい人だった。
人は見かけによらないし、言葉だけをそのままの意味で受け取ってはいけないのだ。
主人公も、過去、悲しみを猫たちに埋めてもらっていた。
どうしようもない寂しい人達がいっぱいいる
だから猫を貸そう
心の穴ぼこを埋めるために
𓂃 台詞は作中より引用









