年越し蕎麦
蕎麦はビタミン・ミネラル・食物繊維など様々な栄養素がバランスよく含まれている健康食
です
年越し蕎麦の風習が広まったのは、江戸時代中頃で、起源やいわれには様々な説
があります。その中で最も広く知られているのは「細く長く」の形状説で、蕎麦は細く長く伸び
ることから、家運を伸ばし、寿命を延ばし、身体を永続きさせたいと縁起をかついだという説で
す。また、金銀細工師が飛び散った金銀の粉を集めるときに練ったそば粉を使ったことから、
「蕎麦は金を集める」と縁起をかついで食べるようになったという金運説もあります。
あっ、そうそう、年を越してから食べるのは縁起が悪いとされています。それは年を越す前に
食べきらず、残してしまうと翌年は金運に恵まれないと言われているんですって!
知らなかった~![]()
その他の説もご紹介します![]()
①鎌倉時代、博多の承天寺で年の瀬を越せない町人に「世直しそば」といって、蕎麦餅を振舞
ったところ、次の年から運が向いてきたため、大晦日に「運気そば」「福そば」を食べるという運
そば説。
②室町時代、関東三長者の一人であった増淵民部が、毎年の大晦日に無事息災を祝って「世
の中にめでたいものは蕎麦の種 花咲きみのりかどおさまる」と歌い、家人ともども「そばがき」
を食べたのがはじまりとする三稜(みかど・三角)縁起説。
③蕎麦は切れやすいことから、一年の苦労や厄災をきれいさっぱり切り捨てようと「縁切りそば」
「年切りそば」として食べる形状説。
④「本朝食鑑」(元禄十年・1697)に蕎麦は「気を降ろし腸を寛(ゆるく)し、能(よ)く腸胃のしわい
せきたいを練る」とあるように、蕎麦によって体内を清浄にして新年を迎えるという説。薬味のネギ
は、清めはらう神官の禰宜(ねぎ)に通じるとの俗説もあるそば効能説。
⑤蕎麦は一晩風雨にさらされても、翌朝陽が射せばすぐに立ち直る。それにあやかって「来年こ
そは」と食べる捲き土重来説。
いずれも、新しい年に向けての願いが込められた縁起物として食べられたようですね。
一年を無事に過ごせたことへの感謝と新しい年に向けての願いを込めながら年越し蕎麦を食べ
除夜の鐘を聞きながら新年を迎えてください。よいお年を![]()

