BirthdayLiveは基本的にリリースした曲順。(1シングル内の楽曲の順番は決まってない)
5年目に突入した乃木坂46は110曲を超える楽曲を3日間で歌いあげる。
さらに今年は台風が関東に大接近した為に公演自体行えるかわからない状態だった。
初日は雨天ながらも無事に終了。
2日目は荒天とも呼べる様な土砂降りの中での公演になった。
メンバーもファンも天候に立ち向かうかのごとく、盛り上げ合い互いにずぶ濡れになりながらやり遂げた。
全曲披露(基本リリース順)だが真夏の全国ツアーなので2日間ともアンコールで裸足でSummerの披露はあった。
完走は甘めに見ても普通。
確かに自分の応援してる子がセンターで踊るのは格別の喜びがあったが、応援してる子がセンターで歌ってる曲だから楽しい。とかのレベルだった。
彼女自身3日間乗り切る為に、必死だったのかな?
そして3日目の大千秋楽。
先に伝えておくと、この日裸足でSummerは最新楽曲の為にオオトリ。
初日、2日目はメインステージとセンターステージで披露。
そして今年のセンターステージは3段のホールケーキの様にステージがせりあがる。
もちろん頂上は1人。必然とセンターで歌う事になる。
せりあがるステージ。およそ5mはあるであろう頂上で彼女は歌い、踊った。
初日、2日目でも使われたけど、この演出は良かったと思う。
センターしか味わえない景色。
さらに裸足でSummer歌唱時のみ、サビのHey!という掛け声に合わせて推しタオル(応援してるメンバーの名前が書かれたタオル)を両手で持って頭上に掲げる事が公式に許されてる。基本的には前後左右に観客が居るためにある程度暗黙のルールとして近くにメンバーが来た時のみ振れるのだが、裸足でSummerのみメンバーからの提案で全体でサビ時にタオルを掲げれる。
物凄い景色だったと思う。
裸足でSummerのセンターを務める彼女にしか体験出来ない世界であろう景色。
後にメディアでも語ってたが、その時の景色を見て「私って幸せ者だな」と感じたそう。
まぁ当たり障りない感想ですね笑
説明ばかりになってしまうが、神宮での公演は毎回楽曲に合わせて最後に花火があがり、感動の内に閉幕という流れがある。
今までは「君の名は希望」、「悲しみの忘れ方」など比較的演出しやすい曲調もあり、自然とマッチはした。
おそらく、最後の裸足でSummerであがるというのは全体でも大方の予想があったが、夏曲とはいえ合うのかな?というのと今までの仕上がりを見て感動の内に終わるのか?という本音があった。
そして14thが終わり、15thの出番。
カップリングから歌い上げ残すは表題曲のみ。
会場を照らす照明が消え。
突如大型スクリーンに映像が出る。
ずるい演出というか。
簡単に説明すると、齋藤飛鳥が乃木坂に入りセンターに至るまでの回想ムービーである。
ベタベタの演出だったが、やっぱり応援してる子は特別感情移入してしまう。
実際、齋藤飛鳥のファンの1人としては泣けた。
単純に感動したというより、デビューから彼女を応援してたわけじゃないから、聞いた話も多いが、彼女もそれなりに苦労をし、それを知ってたから「ここまでよく頑張ってこれたな」という懐かしむ様な感情の方が大きかった。
そして映像の最後に「最終楽曲」の文字が流れ、「裸足でSummer!」の文字。
会場のボルテージがあがる。イントロが流れ、メインステージのセットにある真ん中の扉が開き、そこから光と共に少女の姿。
ここもお世辞によく出来たとは言えない煽りだったが、精一杯の声で盛り上げる彼女。
扉からメンバーが続々と登場。
曲が進み、大サビの前に曲がストップ。
そう。センターの声に合わせて花火が打ち上がる演出である。
ここで彼女の顔がスクリーンに写し出される。
その目は潤んでいた。今にもこぼれ落ちそうだった。
全体を見渡す。何かがこみ上げる。ここまで駆け抜けて来れた安堵感か、それともこの夏抱え続けてきた重圧からの開放か。
耐える。そして口を開いた。
「神宮〜!」
すでにボロボロの涙声。それでも振り絞った。おそらく人生で1番苦労して発した瞬間。
全メンバーで掛け声に合わせて「最高ー!」
それと同時に盛大に花火があがる。
釘付けだった。
彼女の一挙手一投足。表情。涙。
その瞬間彼女の感情とシンクロしたかの様に視界は涙で埋まった。
重かった。本当に重かったと思う。
それでもやり遂げた。
アイドルというのは華やかだけど、苦しい事の方が多いと思う。
その中でもスポットライトを浴びるのは一握り。
そこまでたどり着くのには、運もある。どれだけの努力と苦悩があったか。
そこで初めて齋藤飛鳥の気持ちが少し理解出来た気がした。
涙が止まらなかった。
心から思った。
「この子を応援してて良かった。この子に出会えて良かった。」
この気持ちを味わえる人ってそう多くはない。
感情が爆発した。
彼女の涙は数多くの観客に響いたと思う。
こんなにも力のある子だったんだ。そう思えた瞬間だった。
その後アンコールに継ぎWアンコール。
最後に齋藤飛鳥からの挨拶言葉が詰まる。
喋れなかった。
彼女らしいというか。齋藤飛鳥じゃないと見れなかったと思う。
贔屓目無しにそれくらい彼女の魂を感じた公演だった。
センターとしての大仕事を1つ終え、彼女はこれからどこに向かうのか、どう成長するのか。
まだまだ目が離せない。
そんな子を応援出来て幸せだと思います。
全然未熟だけど、彼女なりの道を歩める様に。余計かもしれない事も言うかもしれないけども、微力ながら彼女の力になれたらなと思いつつ、1人の齋藤飛鳥のファンとして幸せな夏の思い出が出来た事に感謝します。
最後に余計かもしれないけど
齋藤飛鳥さん、どんな景色が見れましたか?
サイリウムだけじゃない、君にしか見つけれない素敵な景色ってのは必ずあります。
今回のツアーでそれが感じれたんじゃないでしょうか。
僕がサイリウムの色を変えるのに反対だったのが少しでもわかってくれたら嬉しいなと思います。
本当にお疲れ様。
素敵な夏をありがとう。


