アシュタンガヨガの練習を始めてもうすぐ5年になるのだが、慣れてきたからこそ、いい加減になっているところもあるだろう。


シャバーサナはどうだろうか。


いろいろなアサナをやり終えて、最後のレストポーズということで、適当になっているかもしれない。


シャバーサナでは全身の力を抜くが、脱力するというのは、それほど簡単なことではない。体のどこかに、気がつかないりきみがあることは珍しくないからである。


そこで、シャバーサナに対して、アテンションを向けてやってみた。ヨガを始めたころのことを思い出して、パーツごとに順番に力を抜いてみた。


顔、両肩、両腕、両足と順を追ってやっていくことで、全身を同時にゆるめるときよりも、深く脱力することができた。


アテンションの精度を高めることで、より深く脱力する。そのときの身体の感覚を味わう。


ここにきて、改めてシャバーサナが好きになってきた。しばらく、自分の中で重要なトピックになりそうである。