インドは
イギリスに100年も植民地に
されていました。
だから、さぞかし
イギリスを恨んでいると思っていましたが
意外なことに
イギリスを恨んではいない
そうです。
たしかに
祖父母は大変な目に遭わされたが
イギリス人は
近代文化をもたらしてくれた
と。ムリヤリだけどねw
私のご先祖さま
アショカ王がインドを統一した2300年前
日本は縄文時代でした。
アショカ王がインド亜大陸統一
何がいいたいかといいますと
それだけ古い時代に栄えた国です。
世の中は栄枯盛衰。
インドが栄える時代もあれば
ヨーロッパが栄える時代もあります✨
インドが栄えていた頃
ヨーロッパは未開の土地でした。
そして、インドが老害のように
古く遅れた国になっていた頃
イギリスは
当時の最新の文化を
インドに持ってきてくれた
と。
学校を建設したり
鉄道を敷設したり。
そして、長い間続いていた悪習を
断ち切ってくれた面もあります✨
インドには
サティという悪習があり
夫が死ぬと
妻は焼身自殺をしなければならない
という、それはそれは恐ろしい制度でした。
それをイギリス人は廃止してくれ
また
カースト制度の下位の子どもが
学校に行こうとすると
校長が「けがれる!」と言って拒否する。
カースト制度が当たり前の文化で育った場合
そうすることが冷たいことだと感じません。
「ふつう、そうだろう!」
という常識です。
それを見たイギリス人の道徳観では
不条理に感じたのでしょう。
「そんなことをする学校には
援助金は出さない!」と言い
身分制度の廃止を
手助けする形となりました。
植民地化は、ひどいことでしたが
そのような強制的な力が働かないと
古くから続く人々の慣習というものは
変わらないのだろうな、と思います。
ちなみに
インドとほぼ同じ頃、同じくらいの期間
イギリスに半植民地にされた中国も
イギリスに対して
インドと同様の反応なのでした✨
アヘン戦争を仕掛けられ、中国はボロボロに