こんにちは、ハートフルコミュニケーターのあやです。
突然ですが、みなさんはおふくろの味ってありますか?
卵焼き、ジャガイモの煮付け、カレーライス、お味噌汁...などなど
きっと家庭によって、あるいは個人によっても母の味、おふくろの味ってちがいますよね。
どうして母の味はあんなに特別なのか。。。
当たり前なことなんですが、それは作りの手の愛がそこにあるかないか、だと私は思うんです。
ここ数年、我が家は子どもがまだ幼いということもあって、あまり外食をする機会が少ないの
ですが、それでもママ友や、親しい方達と一緒に出かけることがあります。
ある程度食事の支度をし、主人に子供の世話をお願いして出かけるわけですから、
私にとっては特別な時間です。
でもそんなとき、レストランで出されたお料理に作り手の方の、”愛のスパイス”が入っていな
いと、わたしは本当に悲しくなります。
昔はわたし、ひどく怒って文句を言っていました。
(あ、小心者でしたから、当人の前では言えませんが 笑)
冷静に考えると、食べ物のことでそんなに怒るなよって気もしますが、私はお料理が大好きな人、プラス正義感が強かったりするので、なんか許せないって思っちゃうんです。
美味いまずい、以前に気持ちがこもっていないお料理って、見ていても虚しいし、食べるとさ
らに虚しく、悲しくなってしまう。。。
私、以前パン職人だったことがあるんです。
当時はお店を任せていただいていたので、定番のパン、+ 自分の好きなパンを焼くことがで
きたんです。
まあ素敵!って思うでしょう?!
でも現実はそんなに甘くなくって、週6日、毎日朝5時から夜8時、9時まで働いて、身体はボロ
ボロ、とても商品開発してる余裕なんてありませんでした。
でもね、そんな中、パン生地にかける思いはこだわりを持っていました。
おおきなミキサーで粉やお砂糖や塩とか入れながら
美味しくなあれって、思いをこめて作ると生地の仕上がりが違うんです。
赤ちゃんの肌のように柔らかでとっても優しい生地になるんです。
(もちろんパンの種類にもよりますけどね)
パン作りって、ただ材料を混ぜて、焼くだけでしょって思うかもしれないけど、これが違うんで
す。その日の気温、湿度、水温、粉温...全部影響してくるので、化学みたいで面白い!
ちょっと話がそれてしまいましたが、パン屋さんで私が店長として赴任して最初の頃、
まだ気持ちにも余裕があったので、美味しくなあれ~♪って思いをこめてパン作りをしてた
ら、その店の売り上げがグーンと伸びて、東京の本社からなんでそんなに売れているのか視
察に来られたことがありました。
当時は理由を聞かれて、「何ででしょうね~?」って自分でも理由が分からず
答えられませんでしたが、
いまなら分かる、それは作り手の思いなんです!
だから、私がお料理するとき、お菓子を作るときは、失敗することもあるし、正直美味しくな
いときもあるけど、いつも 「美味しくなってね~♪そして食べる人に幸せな気持ちを届けてね
~っていう思いだけは、絶対手を抜きません!
88888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888
ガイアハウスのマキさんと一緒にアイシングクッキーのWSを企画中です。
今日もブログをお読み頂きありがとうございました。