1か月前、母の入居施設から、『3回目どうされますか?』 と連絡ありました。

 

今回のmRNA型は、今までのワクチンと違って、

普通に感染したきに起こる自然な免疫反応をぜーんぶすっとばして、

体の中でスパイクタンパク作って、それに対して抗体を産生させるもの、と理解してます。

抗体には、感染抑止に働く中和抗体と、効かない役立たずの抗体があって、両方産生されてしまう。

そして肝心の有効性も、打ってから時間がたつと低下する。

 

オミクロンはスパイク部分が確か32箇所も変異していると。

そして感染の仕組みも、昔のACE2受容体を介するものとは変わったと。

・・・ということは。

デルタまでは効いていた中和抗体が、オミクロンには効かなくなっている可能性大・・・

 

インフルエンザのワクチン、はやりそうなときに、はやるであろう型を予測して打つ。

なのに、今回の3回目は、型落ちの古いやつを打つわけで。

役立たずの抗体がたくさんできちゃう、ってことです。

 

体のことを学べば学ぶほど、複雑な反応が、

なんと絶妙なバランスで成り立っていることか!と驚嘆させられます。

役立たずの抗体がたくさんできるということは、

そのバランスを人為的にわざと崩す、ってことです。

その結果どうなるのか? 長期的な影響は今はまだ誰にもわかりません。

(人間はやわでなないので、ほとんどの人には影響がない、と信じたい・・・)
 

インフルエンザの時は、ご協力お願いします、と言われたので、

今回も、施設内でのクラスター発生を抑えるためにも、ぜひ!

と言われるんだろうなぁ、と思いつつ、意を決して言いました。

 

『武漢用に開発された昔のワクチンが、今のオミクロンに効くとは到底思えないので、

 できるなら今回は打たせたくないです』

 

『そうなんですね、わかりました~』 と普通に愛想よく言われて、

あっけなく電話は終わりました。ちょっと拍子抜け・・・

 

施設の方も実はわかっていらっしゃる??

実際、2回接種していても、オミクロンにかかって自宅療養中の人がいますしね・・・

 

母には、免疫力アップするために、栄養はしっかり取って、体を動かしてほしいなぁ、と思います。

リハビリをいろいろと考えてくださっている施設の方に感謝です。