ストレスにはベクトルがあるのです。
ストレス、あるいはネガティブな感情には方向性があります。
ですからストレスの種類によって体におきる反応は違います。
肩から上の症状
例えば肩こり、頭痛、頚椎症、顎関節症などの症状は上方向のベクトルを持ったストレスで出ます。
その上方向に向かうストレスとは、怒りや攻撃性です。
肩から上の症状に悩んでいる方を精神心理的な分野からサポートするならば
怒りや攻撃性の対象や状況や性格やマインドを把握して緩和する必要があります。
歯ぎしりもそうですね。
歯ぎしりは何かに対する怒りや攻撃性の表れです。
とくに「くやしさ」の表現として歯ぎしりしていることが多いようです。
普段歯ぎしりしない人も、悔しいことがあったその夜は歯ぎしりすることがあるのです。
噛みしめは「がまん」ですね。何かに我慢している。それも自分を殺してじっと耐えているわけですから、その状況や、その状況を作り出している相手は怒りや攻撃性の対象になります。
下方向のに向かうストレスは恐怖や不安です。
恐怖や不安は腰やヒザなどに出ます。
ですから腰痛や膝関節炎などのクライアントには
「何が怖いのですか?」とか
「何に不安を感じますか?」
「何が起きたら嫌ですか?」
という質問が有効かもしれません。
いずれにしてもストレスや感情と身体的症状のつながりは、
その点と点が線でつながるかどうかは検証する必要があります。
人は分かりやすい『原因』と思われる『点』があると人はすぐその隣にある症状という『点』を線で結びつけたがるのです。
例えば腰のレントゲンを撮って「ヘルニア」という『点』があるとすぐに「腰痛」という『点』を線で結びつけてしまうというようなことです。
実は椎間板ヘルニアと腰痛は関係ないことが多いのです。しかし人間の認知の錯覚でそう思い込んできた歴史があります。
気になるポイント(病変など)と症状の関係性を確認せずに治療しても見当違いになってしまうことが多いのです。
それは労力と時間の無駄です。
その労力と時間を省くことができる技術があります。それがフィシオエナジェティック®です。
フィシオエナジェティック®ではある症状がどんな分野に関係しているかを瞬時に読み解くことができる技術です。心理なのか、栄養なのか、アレルギーなのか、筋骨格系のバランスなのか、電磁波なのか、病巣なのか、、、
そしてフィシオエナジェティック®はその症状とその人の持っている課題なり問題点との関連性を瞬時に明確にさせることができる技術なのです。つまり『点』と『点』を確実に『線で結ぶ』ことができるのです。
フィシオエナジェティック®は
その顎関節やその腰痛が心理的分野に関係しているならそれを確認することができます。
そしてその心理が怒りなのか恐怖なのか不安なのか、
その感情を抱くようになったきっかけは何歳の時なのか、
その感情の解消にはどんなテクニックが有効なのかなどを瞬時に解き明かすことができるのです。
それができたら便利ですよね。
そして、顎の症状や腰の症状を治療して根深い怒りや不安が解消できるなら、
身体の症状に対処する過程を通じて人生に希望と安心が訪れて明るくなってしまうではないですか。ですから症状を解消するだけでお仕舞ではないのです。
あなたがもし治療家なら単に体の痛みや不具合だけを解消する治療家でいたいですか?
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