Q:「お客さん、筋肉が古タイヤみたいになってますよ、、だからぎっくり腰を繰り返すんですよ!」と言われてしまいました。アマルガムを除去していただいて、デトックスして手術が必要とまで言われた肩や足の痛みはもうすでに全快しました。でも筋肉が古タイヤみたいなのはまだ水銀が体内に沢山残っているからなのでしょうか、、、

A:そうですか、腰が痛むからといって腰そのものが問題とは限りませんし、腰の部分の筋肉の質がそもそもの原因とはかぎりません

ホリスティックな観点で見る必要があります。腰の問題は腰以外の問題から来ているかもしれない、そもそも筋肉や関節などの問題では無いかもしれないという視点が必要です。つまり部分でなく全体から、部分と部分の関係性、筋肉・関節・靭帯・縫合・脳脊髄液という構造的問題だけでなく、生体化学・精神心理・情報・微細エネルギーなどの多次元的な全体性から物事を捉えてゆくということです。ではホリスティックな治療体系である、フィシオエナジェティックで調べてみましょう。

はい、わかりましたよ。右足の受容体の問題がそもそもの原因でした。足が接地するときの圧力のセンサーが狂っていたのです。つまり足からの間違った「情報」が脊髄や脳に伝達していたのです。間違った情報で運動していたから、視覚的な情報と感覚的情報の間の「情報のねじれ」が腰に負担をかけていたと考えられます。

この場合問題の腰の部分の筋肉を緩めるためのあらゆる処置や、腰のゆがみを直すためのあらゆる処置は、対症療法として一時的な効果は期待できますが、根本的な対策にはなり得ません。

根本的な対処法は、あなたの場合、足の親指の付け根の一点に「置き鍼」をするだけでOKです。それ以外何もやる必要がありません。

さて、足のセンサーの狂いを予防する方法も教えておきましょう。毎日運動する前と後にそれをやって置くと再び狂いを起こすことは無いでしょう。

(とここまでの処置、10分もかかりませんでした。ホリスティックな視点でないと解決できない問題は沢山あります。)