ダイオフという言葉がある。
主にデトックスをしたり、カンジダ駆除をしたりするときに出る副反応の症状に対して使う言葉だ。
特にカンジダのダイオフは重い場合がある。それはすべての人に出るわけではない。人によっては全く何も感じない人もいるくらいだ。人によって重い軽いがあるのだ。
どのような症状がでるかといえば、頭痛、腹痛、下痢、皮膚の発赤、じんましん、抑うつ、だるさなど、、、

なぜそのような症状が出るのだろう。カンジダの病原性の一つとしてカンジダが出す毒素の問題がある。

カンジダは70種類ほどの毒素を出すといわれている。その中で代表的なものがアルコールやアルデヒドだ。

カンジダは普段の営みの中でも、それらの毒素を出し続けているのだが。特にカンジダ自体が死滅するときに大量の毒素をリリースする。それがダイオフだ。だからカンジダを駆除することは、すなわちダイオフという毒素のリリースを促すことになってしまうのだ。

クライアントにダイオフの事を何も告げずに、カンジダを減らしてゆく食養生などを指導して、クライアントが何らかのダイオフ症状を自覚したら、クライアントも困惑するであろう。

だからあらかじめ「何らかの症状が出ることもありますよ。」と伝えておくべくだろう。
もし、それを伝えておかないとクレームの対象になる。(伝えてあってもいろいろ言われることもあるくらいだ。)

ただ症状の重さや出る出ないは個人差がある。だからどのくらい出るのかまではわからない。あまりに脅かし過ぎるとかえってそれが暗示になってしまい、症状が重くなることが考えられる。

現にこのブログでダイオフのことを扱ったら、その後、重いダイオフ症状を訴える人が増えた。

例えば、「好転反応」などを強調しすぎると患者の無意識は実に見事に好転反応を作り出す。

ダイオフについてもうまく伝えないと患者の無意識にいろいろ仕事をさせてしまうので要注意だ。しかしなかなか難しいことではある。


また、心理的逆転といって「意識上では良くなりたいと思っているが無意識下では治ることに抵抗している」という場合は、特にダイオフは強く出る。だからダイオフを軽減するためには心理的逆転の治療が不可欠だ。

私の経験だと心理的逆転は恐怖感、罪悪感などが絡んでいることが多い。恐怖感は治癒という変化への恐怖、治癒したら何かを失うという恐怖が多い。

罪悪感はいろいろなレベルのものがある。宗教的なもの、親から植え付けられたものなど、、


親からはダブルバインドやら罪悪感やらいろいろ入れられているのでチェックして外しておくと、人生楽になる。自分の中に矛盾がなくなるからだ。

written by Yasuyuki Ohashi

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