震災の後私のクライアントさんたちにも心理的に影響が出ているようだ。


フィシオエナジェティックを受けて不眠が解決して久しかったのに再び不眠が復活した人がいた。

また、めまいや耳鳴りに悩まされるようになったり、

普段は食べないものを無性に食べたくなって食生活が変わってしまったりいろいろだ。

普段は甘いものをほとんど食べない人が朝一番で大福を食べないと気が済まないとか、

チョコが食べたくてしょうが無いとか

普段は肉を嫌っている人が肉が食べたくてしょうがないとか。


不眠が復活した人は悪夢に悩まされている。

地下室に閉じ込められてガスが発生してそこにいた人がばたばた倒れてゆく夢なのだそうだ。それはもろに地震と放射能に対する『恐怖』から来ているのだろう。


ただ、彼女の場合は自分が東京の自宅で体験した現実の地震の揺れや相次ぐ余震に対する恐怖感でそうなっているのではなかった。自分自身の恐怖感の感情でなく、被災者の方々の恐怖感に同調しているという部分と、「放射能が襲って来る!」という社会的なヒステリーに同調している部分があった。


(放射能の問題は現実としてあります。それが無いといっているのでは無く冷静に対応しましょうという事を言いたいのです。そのほうが精神衛生上良いということです。いたづらに怖がると放射能の害で問題が出る前に過度の恐怖感で病気になってしまいます。)


話を聞いてみると時間が有るといつも震災関連のテレビを観ているのだそうだ。

その人にはテレビを見ないことを勧めた。


そして


「何も直接被災しなかったあなたまで弱ってしまう必要はないのですよ。身近な人々(同じ日本人)にあのような災害があって心配や悲しみや恐怖感を感じる事自体は自然なことです。


しかし同調して同情して体調を崩しても復興には何の足しにもならないし被災者の方々は喜ばないでしょう。


テレビをも観るとこれでもかと現地の状況をレポートし続けるだけですから必要以上に現地の悲惨な状態に臨場感を持ってしまいます。インターネットのニュース欄を見れば情報収集は事足りるのでテレビは見ない方がよいでしょう。


何よりも普段の生活をするとよいでしょう。罪悪感を感じることはありません。同情して具合が悪くなっているくらいなら具体的に被災者を支援でできることを少しづつでもやった方がましでしょう。

テレビを消してその分の電気代を募金してもよいでしょう。


同情というのは相手のためにでなく自分のためにしているのですから、同情というのはそうすることによって自分が満足しているだけです。」


と伝えた。


フィシオエナジェティックでは彼女の不眠や悪夢の原因として出て来たのは『精神心理的』には放射能に対する恐怖と被災者に対する過度な同調と『生体化学』的には有る種のミネラルとアミノ酸不足だった。特に亜鉛不足は顕著だった。おそらく過度のストレスで亜鉛を浪費してしまったのだろう。


精神的問題は『自分自身の問題では無く、それは他の人に同調していただけだった!』と気付くだけでずいぶん解消する。あとは予期不安の問題だ。それは情報をバランスよく取捨選択してやれることを着実にやるという地に足がついた現実的な対応をするということと、未来の自分が幸せで微笑んでいるといヴィジョンをはっきり描き続けるということで解消する。


とりあえずフィシオエナジェティックのARテストで適応するフラワーレメディーが判明したのでお勧めしておいた。


それは『アスペン』 『レッドチェストナット』 だった


アスペンは漠然とした不安が有るひとに良いレメディーで

レッドチェストナットは過度に他人に対する心配する人に良い