さて肌が乾燥して困っている人の対処法としては
正しい脂質の摂取をする!という事です。
それは、、、
必須脂肪酸をきちんとバランス良くとる、
有害な脂肪は避ける
それだけです。
先日お話した水分の取り方
そして正しい脂肪酸(油脂)の取り方を実行する。
それだけで2~3日中に皮膚は潤いを折り戻し始めます。
実行した方は
かなり即効性があるのに驚かれることでしょう。
では正しい脂肪酸(油)の取り方です。
必須脂肪酸と呼ばれている脂質類は食事を通じて外からとるしか無い栄養素です。
そしてそれは皮脂の原料であることもちろんこと
皮膚自体を作る重要な栄養素であるのです。
脂肪酸は体のあらゆる細胞の一番外側の膜(細胞膜)を作る主原料です。
ですから脂肪酸不足では美肌実現はおろか
皮膚のみずみずしさを保つ事自体も望むべくもありません
では正しい脂肪酸の取り方はどうすればよいのでしょうか?
まずは粗悪な油脂(特にトランス脂肪酸)を取らない!です。
マーガリン、ショートニング、コーヒーフレッシュなどはトランス脂肪酸の固まりのようなものです。
トランス脂肪酸を取ると全身の細胞膜はもろくなってしまうのです。
もろくなれば水分の保持も難しくなるでしょう。
また油を使い加熱する調理をするとトランス脂肪酸が図らずも生成されてしまいます。
特に高温で加熱するてんぷらや唐揚げは要注意です。
例えば
フライドポテトを一人前食べると約8グラムのトランス脂肪酸を摂取することになるといわれているのです。
また一般に市販されているるサラダ油も製造の過程でトランス脂肪酸が発生してしまうという問題があります。ですから皮膚に乾燥などのトラブルがある人は注意深くトランス脂肪酸を避けることが賢明なことでしょう。
(油類は低温圧搾のものを選びましょう。)
避けるべき食品(トランス脂肪酸を多く含むもの)
クッキー、クラッカー、ポテトチップス、フレンチフライ、パン(食パンなどのショートニングを使用したもの)、
マーガリン、コーヒーフレッシュ、市販のドレッシング、ケーキ、洋菓子全般
特にアトピーなどの皮膚のトラブルを抱えている人は上記の食品はすべて排除すべきでしょう。さらに揚げ物いためもののように油を高熱に熱する調理法も避けるべきです。