ダウジングの一種でペンデュラムという振り子を使う判断方法がある。
スピリチュアル系の人が好んで使う方法だ。
しかしペンデュラムといえども厳密にやるには難しいのだ。
ペンデュラムはその人の無意識から答えを引き出す方法だ。
間違っても振り子の先の石が答えを出しているわけではない。
あくまでも振り子を持っている人の無意識が微妙に指を動かして答えを出しているのだ。
だからペンデュラムやフーチはキネシオロジー(筋肉テスト)のようなものと言ってもよい。
その無意識とか潜在意識といったものは絶対でもないし、矛盾が無いわけではないし、錯誤が無いわけではない。人間は意識的に行動しているつもりが実は無意識に動かされているのだ。無意識で行動した結果を意識で選択したものだと後から追認して思い込んでいるに過ぎない。
(参考図書 マインド・タイム 脳と意識の時間/ベンジャミン・リベット)
もし人間の無意識が常に正しいならば誰もが健康で、成功した、幸福な人生を送っているはずだ。
しかし現実はそうではない。矛盾してたり自己破壊的だったりする無意識(潜在意識)をもっている人が結構多い。
人間の現実はその人の無意識が作り出しているものだ。
だからその人の現実を見るとどんな無意識(潜在意識)をもっているかがわかる。
だから健康や幸福になるには無意識や潜在意識といったものに従うのでなく、
無意識や潜在意識を統率し管理し自分の望む方向にベクトルを向ける必要がある。
要するに潜在意識が主で意識が従という主従関係を逆転させるのだ。(もともと自動的に成功している幸福体質の人はそのままでよいが、、、)
といままで述べてきたように、無意識(潜在意識)にも矛盾や錯覚やまちがいはあるのだ。
だからこそペンデュラムやキネシオロジーテストの答えにばらつきがあったり、矛盾があったりする。
同じ質問をしても真逆の答えが出ることが多いのだ。
正確(その人を健康、成功、幸福に導く答えと言う意味で)な答えを得るにはそう言った無意識の矛盾を解決しておく必要がある。
前回は無意識が認識しているアイデンティティーの問題について話した。
あなたは一体誰なの?という話だった。
要するにあなたはどんな立場のあなたなの?ということで
立場が違えば答えも変わるのですよということを述べた。
さて今日は広い意味ではアイデンティティーのカテゴリーに入る問題だ。
というよりはより本格的なアイデンティティーの問題といってよい。
それは「あなたは誰かの代理をしていない?」ということだ。
だれかが何かの問題で苦しんでいるとしよう。
この問題を持った人はその誰かの苦しみの感情を自分のもののように感じて背負ってしまう!
という現象だ。
特に幼少のころや、母親の胎内にいる時にその子供は母親とほとんど同化している。
自分と母親との境界線が無いのだ。
だからこそ母親の感情的な問題を自分の問題のように錯覚してしまう。
そして大人になっても後生大事にその感情的な傷やわだかまりを自分のもののように抱え続ける。
「あれ~何か感情的問題を抱えていますね。うん?でもそれはあなた自身の問題じゃないですよ!ああこれはあなたのお母さんの感情でしたね!!!」
ということはセッション中によくあることだ。
その人にとって深刻な問題だったものが、
『な~んだ!私の物ではなかったのね!
苦しんできたのがバッカみたい!!あははははっ!』
という感じに気付いた時点で瞬時に解決する。
この問題は例えばキネシオロジー(筋肉テスト)やリーディングの時にもネックになることが多い。
それは施術者とクライアントの間にもおきるのだ。
クライアントのテストをしているつもりが実は施術者自身の事柄がテスト結果に出てしまうという現象だ。
これを情報の転移という。
だからキネシオロジーやダウジングをする時はアイデンティティーや情報の転移の問題が有るか無いかを随時確認しつつ、それにきづいたらその都度対処し解決しながらやるべきなのだ。
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