とーます:治療家として患者をみるときに意識の中心をどこに置くかという話でした。
丹田に置くと威圧感があり、武道家や政治家向であり、
ハートに置くと相手と同調しやすくなっていろいろ影響を受けやすくなるということでしたね。
ではどこに置くのが治療家としては理想的なのでしょうか?
Dr: さてここまで引っ張ってきたのでそろそろ答えを言おうかね。それは頭だよ。正確にいうと目と目の
間、つまり眉間の奥の頭の中心に置くとちょうどいいのさ。
とーます:頭の中心ですか!!へーっ!!いままで自分は丹田においていたので新鮮な考え方です。
Dr: 眉間の奥に意識を置くというのは何も治療家だけに有効な方法ではないよ。集中力が必要なスポ
ーツや仕事でも絶大な効果を発揮する意識の置き方だよ。一流のアスリート、特に精密な集中が
必要なスポーツで一流どころの選手を観察してごらん。かならずといっていいほど眉間の奥に意
識の中心があるよ。例えば最近人気のカーリングをはじめとしてボーリング、アーチェリ-など何
か一点の的を射るタイプのスポーツではより顕著だね。
とーます:そうですね言われてみるとそのように思います。
Dr; 眉間の奥に意識の中心をおく方法のメリットは相手の影響をうけにくいということ、冷静でいられる
こと。集中力が高まる、感情や先入観に左右されない情報収集と判断ができるということなどがあ
げられるね。だから家族と団欒のときや友達と談笑しているときにセンタリングしていたらちょっとお
かしな感じになるね。だからセラピーをするとき、スポーツをするとき、仕事をするとき、ヒーリングや
気功治療のときにはセンタリングすることをお勧めするね。
またセンタリングしている人はクールで美しく見えるのさ。カーリングの選手がみな美人に見えるの
は(失礼!!もともと美人かもしれませんが、、)センタリングしているからともいえるね。
とーます:そうですか!いろいろ利点があるのですね。ではちょっとやってみましょう。
えっと~意識を眉間の奥に、、、、、
えっ!あっ!ふむふむっ!!
この感じは僕的には新鮮な感覚です。
なんだかとてもクールになって集中力がまして来る感じです。
なんだか一段高いところから物事を俯瞰しているかんじで、、、
あと自分自身の司令塔がたった感じですね。自分をきちんとコントロールしているっていうか、、、、
Dr: うん!さすがだね。いい線いってるよ。そこまでできれば充分。僕の正式な個人レッスンも必要な
いね。
とーます:あれっ!!正式に教えていただけるのですか?
Dr: いやいや!もう君は大丈夫だよ!いろいろセンタリングを純化・深化させる方法やコツがあるから
教えようと思ったけど君には必要なさそうだ。
とーます:あれっ!先生! センタリングの正式な方法があるのですか?
だったらもったいぶらないで教えてくださいよ~
Dr: 正式な方法は難しいのでブログでは書けないね、それは個人レッスンの予約をとりたまえ。
でもひとつだけコツを教えようそれはね、左右の眉と眉の間隔を外側に離すように意識するのさ。
とーます: えっと~眉と眉を離すように、、、、あ~すごい
意識が自然と頭の中心に、、、、、、