英語のビデオで失礼しました。
種明かしすると実はどの色をクリックしてもその答えは同じものだったのです。
しかし、それそれの色をクリックした人は、そのコメントに対してしてそれなりに納得するのだそうです。
とうことは何を意味するのかというと、
人間の認知の傾向として、「こうですよ」という情報を提示されてしまうと、
その情報に一致するものばかりをピップアップして認知するという傾向があるというのです。
これは、色彩と心理の関係を否定したり、占星学や血液型判断を云々しているわけではありません。
あくまでも人間の認知の原則の問題について話をしているだけですので念のため。
例えば赤が好きな人の性格は情熱的ですよといわれると、
言われた人は情熱的という情報に一致する事柄をわざわざ選んで認識するというわけです。
逆の側面から言うと、情熱的という情報以外の情報をわざと見えなくしてしまうのです。
この場合情熱的ですよと限定されてしまうことをロックオン。
情熱的以外の情報が見えなくなってしまうことをロックアウトといいます。
そしてロックアウトされたエリアのことをスコトマ(盲点)というのです。
たとえば幼少のころから「あんたはダメだね~」といわれてきた子はダメな私という情報を正当化する事柄を常に拾い集めて生きることになってしまうのです。逆に素晴らしい私という事柄は見えません。
先日も話しましたが、それは見えている世界が点で見えていない世界がより広く大きいのです。
(見えていない世界とは霊的世界という意味ではありません。あなたの認知のスポットライトから外れていて、
認知出来ていない現実世界のことを意味しています。念のため。)
見えて無い世界がより大きく広い世界なのだと認めることから本当の進歩や成長は始まります。
なぜなら見えている世界にフォーカスする人は過去に生きているひとであり
スコトマを外そうとしている人は未来に向かって歩んでいる人だからです。
と~ますでした。